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ノスタルジックを感じる高雄の街で女ひとり旅・西子湾エリア【台湾NOW】

Pinkoi はアジア最大級のデザイナーズマーケットです。日々の暮らしにも、特別な日の贈りものにも。優れたデザイナーによる、創造性ゆたかな商品をお楽しみいただけます!

高雄の西子湾からみた海の景色

台湾旅行を考え中のあなた。行き先の候補に「高雄」を加えてみませんか?都市化されて便利なのはもちろん台北ですが、高雄には首都・台北にはないゆったりとした空気感と、なんだか胸が締め付けられるような懐かしさがあります。今回は三度の飯よりも一人旅が好きなPinkoiマガジン編集ヨウコが、ゆっくり歩いて欲しい高雄の西子湾エリアを紹介します。

 

そもそも高雄市って?

台湾と高雄の地図Source:Wikipedia

高雄は台湾南部に位置する都市です。台北から新幹線を使えば最短90分ほどで着きます。日本統治時代から貿易の拠点として整備された港町で、1年365日の内なんと300日が晴れというお天気の良さも大きな特徴。毎日さんさんと降り注ぐ太陽のおかげか、高雄の人はとってもほがらかで明るいです。道行く人もゆっくりにこにこ。女ひとり旅にはもってこいの場所ですよ。

 

西子湾エリアでお散歩開始 ♪

西子湾エリアは高雄市の西側にあり、まだ日本統治時代の歴史的建造物が数多く残っています。また海のすぐ近くなので潮風が気持ちよく、美しい夕日が見られることでも知られています。夏になると西子湾海水浴場に台湾全土から多くの海水浴客が集まり、大変賑わいます。
▶ ▶ 台湾政府の観光ページ:西子湾(日本語)

『鴨肉珍』まずは絶品鴨肉飯で腹ごしらえ

宿泊したゲストハウスのオーナーさんに「とにかく高雄でおいしいモノが食べたい!」とオススメのローカルフードを聞いてみました。オーナーさんが「もう絶対においしいから!世界で一番おいしい鴨肉飯」と胸をポンと叩いて教えてくれたのが『鴨肉珍』

高雄のオススメレストラン鴨肉珍

お店につくとまず注文と精算をします。お店の人は現地のおじさんなので中国語以外は通じませんが、鴨肉飯とかいてある看板を指差せば分かってもらえるでしょう。(終始にこにこしているとってもステキなおじさんでした。)

鴨肉珍の店内
高雄のオススメ食堂鴨肉珍

私は鴨肉丼と一緒にモツスープも一緒に注文しました。ほかほかのご飯の上に炭火でこんがりと焼かれた鴨肉。少し甘い醤油ベースのタレがかかった鴨肉は口の中に入れると、ふわっと風味が広がるとともに溶けてなくなります。

鴨肉飯とスープ

「なんだ!なんなんだ!!おいしい!」

今まで色んな魯肉飯や牛丼系の丼物を台湾で食べてきましたが、本当に世界で一番おいしかったです。甘タレの鴨肉飯を口いっぱいに含み、あっさり味のもつスープでするする流し込む。食事中あまりに美味しくて、終始1人でにやついていたので、きっと周りからはあやしい観光客と思われていたかもしれません。

高雄のグルメ鴨肉飯

私は10時半位にはお店に着いたのですが、食事を始めるころにはすでに満席に!みんなのご飯の時間から少しずらして行くことをおすすめします。オープンテラス?形式なので外の風を感じながら気持ちよく食事ができますよ。

<鴨肉珍>
住所:高雄市鹽埕區五福四路258號
最寄り駅:鹽埕埔駅2番
営業時間:10:00-20:00
定休日:火曜日

こんなおいしい食べ物がまだこの世の中にあったなんて、神様ありがとう(大げさ)と思いながら、西子湾の方に向かって歩いていきます。

台北の街に比べるとまだまだローカルな風味が強い高雄。街を歩くだけで台湾らしさを発見できます。ぜひスマホではなくカメラを片手に歩いてみてください。フォトジェニックだなんてオシャレな場所はありません。しかし、生活の営みを感じられる、懐かしい風景が続きます。

台北では近年絶滅危惧種になっている「おもしろ日本語看板」も高雄ではまだまだ健在です。おそらく「カラオケ」屋さんなんでしょうね。

道のいたるところに屋台が。このお客さんと店主さんはきっと顔見知りなんでしょうね。近況報告をぺちゃくちゃ話しているのが聞こえてきました。いいな、楽しそう。

私はユニークな台湾の看板が大好き。特に面白いのが政治家の看板。自分の顔をバーンと看板広告に出しているんです。このブルーの大きな看板では男性の政治家が「安心して!高雄の未来は私に任せて!」とアピールしています。

「伝統的な繁体字」と「現代の文化であるグラフティ」が同時に目に飛び込んできました。

 

『書店喫茶 一二三亭』大正ロマンを感じられるカフェ

さて街をぶらぶらカメラを片手に歩いてやってきたのは、地下鉄・西子湾駅から徒歩5分ほどの場所にある『書店喫茶一二三亭(ヒフミテイ)』。ここでは台湾がまだ日本に統治されていた1920年代に、日本人が料亭を経営していたそうです。当時の面影がしっかり感じられるレトロな空間。タイプスリップした気持ちになります。

ここが2017年の台湾ってあなたは信じられますか?カラー写真ではありますが、大正時代の日本と言っても通じそうな佇まい。

中に足を踏み入れると、天井の大きな梁が目に飛び込んできます。濃い茶色でまとめられた店内では、静かに本を読んでいるお客さんが何人かいました。

店内のテーブル、椅子、時計など全てがアンティークの品々。日本の遠い昔が今、台湾の街で愛され、生き続いているなんて…時空を超えたロマンを感じますね。

さっき食べたばかりなのに…と思いつつ私が注文したのはお店の名物メニュー「ビーフカレーライス」。オムライスのようにご飯が玉子ですっぽり包まれて、ゴロゴロとしたお肉とお野菜がたっぷり。ピリ辛のカレーがハンドドリップのコーヒーに良く合いました。

<書店喫茶・一二三亭>
住所:高雄市鼓山區鼓元街4号2階
最寄り駅:MRT西子湾駅
営業時間:10:00〜18:00
定休日:無休
Webサイト:https://www.facebook.com/cafehifumi

 

2軒続けて高雄グルメを堪能し、心もお腹も大満足。また通りにでて高雄巡りを再開することにしました。

ヤシの木を見かけるだけで、なんだかテンションがむずむず上がり始めるのは私だけではないはず。

古い建物を大切に使い生活をする高雄の人々。ヨーロッパの雰囲気に似ているかもしれません。また、どこのお家にも緑がいっぱい。様々な鉢植えを道道で楽しむことができました。

フラフラ歩いているとレンガ造りの倉庫のような建物が並ぶエリアにたどり着きました。そう、ここが今回の高雄旅行で一番行きたかった場所『駁二藝術特区』です!

 

『駁二藝術特区(ボーアー)』高雄のカルチャー・アートの発信地

『駁二藝術特区』とは長い間使われていなかった貿易用の倉庫、砂糖工場を大胆に改装した複合アートスペースのことです。広い敷地の中には、台湾を始め海外の若手アーティストたちの展覧会、個人オーナーの小さなお店、レストラン、ライブハウス、劇場などバラエティ豊かなテナントが軒を連ねます。

何の前情報もなく来た私。まずはぐるぐる散策してみることにしました。すると広場で何やらハンドメイドマーケットが行われているよう!さっそく遊びに行ってみることに。

このハンドメイドマーケットは毎週末『駁二藝術特区』で行われているそうです。台湾南部のクリエイターたちの作品を見ることができます。

他にもフェアトレード専門のお店があったり…、こちらはネパールの雑貨。かわいい。

縁日の夜店のような屋台も出てました。この男の子、射的名人でこの後見事に賞品のおやつをゲットしていましたよ。

『駁二藝術特区』ではビルや倉庫の壁一面に様々な絵画やイラストが描かれていました。来場客にも人気の撮影スポット。

波乗りドラゴン、こんなアパートに住めたらクリエイティブ力が上がりそう…。

壁に垂直に取り付けられた二匹の犬。下から見上げるとこんな感じ。これも若手アーティストの作品の1つ。

<駁二芸術特区>
住所:高雄市鹽埕区光榮街1号
最寄り駅:MRT西子湾駅
営業時間:月ー木10:00〜18:00、金ー日10:00〜20:00
定休日:無休
Webサイト:http://pier-2.khcc.gov.tw/

 

『本東倉庫商店』紙と文房具が好きなら絶対にいくべし!

こちらも倉庫を改装して作られた雑貨屋さんです。中に入ると何百種類ものポストカードがズラリ。他にもマスキングテープ、ノート、ペンなど文房具が所狭しに並びます。また、喫茶スペースもあるので、世界中の文房具にかこまれながらお茶をすることも。店内は撮影禁止だったので写真で見せることが出来ないのがとても残念です。しかし!雑貨が好きならぜひ立ち寄ってみてください。まさにワンダーランドです♪

本東倉庫商店
住所:高雄市鹽埕区光榮街1号
最寄り駅:MRT西子湾駅
営業時間:10:00〜18:00
定休日:無休
Webサイト:https://www.facebook.com/BandonGroceryStore/

 

海辺の『駁二芸術特区』を巡り歩いた後は、隣にある『哈瑪星鉄道文化園区』という公園でゆっくりと休みました。沢山の人が凧揚げとシャボン玉をしていて、まさにピースフル。冬がほぼない高雄では、年中緑の芝生が楽しめるそうです。いいなぁ。(後編へ続く…)

 

ゆっくり歩きたい人におすすめしたい「高雄」

いかがでしたか?高雄特有の「のんびりとした優しい空気感」が少しでも伝わったらいいなぁと思います。私が旅に出たのは10月末、だけど、まだ半袖でOKな気持ちいいお天気でした。地元の人のニコニコした表情を見ていると、日頃の小さな悩みが、ストレスが思い出せなくなってしまいます。ゆっくり散歩でパワーを補充したい、そんな人におすすめしたい旅行先です。

 

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テキスト・写真:岸本 洋子

記事のカテゴリー:編集部のおすすめ

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