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商品写真撮影の基礎講座 | 第1回「カメラの設定4ステップ」

Pinkoi はアジア最大級のデザイナーズマーケットです。日々の暮らしにも、特別な日の贈りものにも。優れたデザイナーによる、創造性ゆたかな商品をお楽しみいただけます!

魅力的な商品写真は、ブランドの印象や購入の決め手ともなる大切な要素のひとつです。ショップ運営をする上で、思い通りの写真がなかなか撮影できないと悩んでいるデザイナーのみなさんも多いのではないでしょうか?

そこで今回は、商品撮影を専門とするカメラマンの関根 統さんに写真の撮り方とコツを教えていだたきました。全3回にわたり、基本的な商品写真の撮り方を分かりやすく解説していきます。

第1回目は、商品撮影時の「カメラの設定」についてです。

1. きれいな商品写真の条件とは?

カメラの上部にある、くるくると回る部分。ここが「モード」と呼ばれている部分です。撮影時の条件に合わせて、このモードを使い分けることで、写真をよりきれいに撮ることができます。

では、実際にどのような条件が整うと写真が「きれい」だと感じるのでしょうか?

【きれいな写真の3条件】
1. 明るさが十分であること
2. 被写体(商品)にピントが合っていること
3. 手ブレしていないこと

この3つの条件が整うように、カメラの設定をしましょう。それぞれのモードや設定の特性を詳しく解説する前に、 おすすめのカメラ設定の4ステップをご紹介します。

 

2.この条件で撮影しよう!カメラ設定の4つのステップ

1. 明るい場所で撮影する

写真が暗いと、商品自体が暗い印象になってしまいます。撮影は十分な自然光が入る午前中からお昼の時間帯がベスト! 夕方や夜の撮影は、できるだけ避けましょう。

2. モードを 「Aモード (= Avモード)」に設定

ダイヤルを回して「Aモード(= Avモード)」に合わせます。Aモード(= Avモード)とは「絞り優先モード」のこと。どのようなモードなのかは、次回詳しく解説していきます。

3.「F値」(= 絞り)を大きくする

「F値」(= 絞り)はピントの合う範囲を調整するためにあります。数値が小さいとピントの範囲が狭く大きいとピントの範囲が広くなります。F5〜F10くらいまでの間で設定してみましょう。(※ F値を上げ過ぎると画像が荒れることもあるのでご注意ください。)

4. 撮った写真が暗い場合は、「露出補正」で調整する

-0.7、-0.3、0.0、+0.3、+0,7、+1.0  と調整できるようになっています。数値を上げると明るく下げると暗くなります。試し撮りをしながら、ちょうど良い明るさのポイントを探しましょう。

明るさが十分になったらカメラの設定は完了です。早速商品撮影に入りましょう!(※ お使いのカメラによって「F値」や「露出補正」のボタン位置・表示などが異なります。ご参考までにご覧ください。)

 

実際に撮影してみました!

ご紹介した4つの条件を守って撮影した写真と、全てカメラ任せで撮影するフルオートのモードで撮影した写真とではどのように差が出るのだろう…?ということで、実際に撮影してみました。

■ 『Aモード』に設定し、F値を『9.0』まで上げて撮影

ピントは合っていますが、明るさが足りないようです。

 

■ 更に露出補正を『+1.0』まで上げて撮影

ピントもはっきり、明るい写真になりました!

 ↑↑↑比べてみると↓↓↓ 

■ 設定をカメラの機能に任せる『フルオート』モードで撮影した写真

ピントが甘く、明るさが足りません。

 

いかがでしたか?カメラにはさまざまな機能がありますが、商品撮影においては、全ての機能を把握して使いこなす必要はありません。

光のよく当たる場所で、AモードF値を大きくして撮影。写真が暗ければ露出補正をする。

この4つのステップを実行するだけで、これまでより写真がグッと良くなります。カメラの設定が完了したら、さっそく商品撮影を始めましょう。

次回の写真の撮り方教室では、Aモードを使う理由や、それぞれのモードについて詳しく解説していきます。どうぞお楽しみに!

 

【講師プロフィール】

pa-luce(パルーチェ)代表 関根 統(せきね・おさむ)さん

秋山写真工房でのアシスタントを経て独立。百貨店の商品撮影を数多く手がける。現在、都内にてマンツーマンレッスンを開講。色の出し方、質感の出し方、売れる写真を撮るためのカメラの知識を基礎から実践を交えて学ぶことができます(詳細はこちらから)。

記事のカテゴリー:デザイナーズガイド

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