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見たことがない自分に出会える眼鏡「PADMA IMAGE」

Pinkoi はアジア最大級のデザイナーズマーケットです。日々の暮らしにも、特別な日の贈りものにも。優れたデザイナーによる、創造性ゆたかな商品をお楽しみいただけます!

あなたにとって「メガネ」とはなんですか?単なる視力を矯正する道具?それとも自分を表現するアイテム?今回はPADMA IMAGE(パドマイメージ)のデザイナー蓮井明治さんに意外と知らない眼鏡デザインの裏側、そして新しい自分を見つける為の眼鏡の選び方についてうかがいました。

 

 

Q)個性的ながらも飽きがこない不思議なPADMA IMAGEの眼鏡。蓮井さんはそもそもなぜ「眼鏡」に興味を持ったのですか?

大学は工学部で真空装置の研究をしていましたが、その時にオリバーピープルズの眼鏡と出会い、低価格の眼鏡とは明らかに違う存在感に惹かれ、眼鏡の世界にのめり込みました。その後好きな眼鏡の事を考える時間が増え、眼鏡のデッサンを独学で始めたんです。

 

Q)デザインを専門的に勉強されていたわけではなかったんですね。独学で勉強を始められてからどのようにご自身の知識や技術を磨かれたのでしょうか?

はい、眼鏡について一から学ぶため眼鏡店に就職しました。まずは接客・検眼・加工・フィッティングなど眼鏡屋として必要な技術や知識を学び、休日に独学で眼鏡のデザインを勉強していました。

△最初のアイディアはいつも手書きのデッサンから

 

ーー「好き」からどんどん行動に移していったんですね。

さらに眼鏡の聖地として知られる福井県鯖江市の工場に通い、自分でデッサンした眼鏡を試作しました。そのころは眼鏡デザイナーとしての実績も信用もありませんでしたが、多くの工場を周り頼み込み、PADMA IMAGEの眼鏡の生産にこぎつけたんです。

△試作品チェックの様子

 

Q)まさに蓮井さんの思いと行動力がPADMA IMAGEを誕生させたんですね。ところで「PADMA IMAGE」このブランド名の由来を教えてください。

蓮の花をサンスクリット語でpadma(パドマ)と言います。ブランド名「PADMA IMAGE」はデザイナー蓮井明治の名前が由来です。

 

△PADMA IMAGEロゴ 

 

Q)お名前が由来だったなんて。でも蓮井さんが作る眼鏡のイメージにピッタリなブランド名です。ブランドを運営していく中で特にこだわっている部分はありますか?

直感的なライン取り、「感覚の追及」をデザインコンセプトとし、シンプルでありながら、程よい違和感のあるアイウェアを展開しています。明日には忘れてしまうものではなく、頭の隅に残るようなモノ作りを大事にしております。 

△眼鏡とそのアセテート生地 

 

ーー確かにPADMA IMAGEの眼鏡はシンプルですがクセになるというか…。程よい違和感という言葉がぴったりです。

PADMA IMAGEのアイウェアは新しい技術をデザインに落とし込む事よりも、「今ある技術で新しいものを生み出す事」を大切にしているんです。PADMA IMAGEの製品は、手書きでデザインを描き図面におこした後、眼鏡職人の手によって完成されます。高い基準をクリアするために、眼鏡の有名産地である福井県鯖江市の中でも、熟練の職人がいる工場でしか生産していないんです。シンプルなものはごまかしが効かないですから。 

△職人さんによる磨き上げ工程の様子

 

Q)確かに、シンプルなものほど創る難しさを抱えているのかもしれません。では、この研ぎ澄まされたデザインが生み出される過程を少し教えてください。

人の顔見るとイメージが浮かび上がることがよくあります。

 

Q)すごい!人の顔見るとどんなイメージが頭に湧いてくるんですか?

水が緩やかに流れるような、稲穂が垂れるような自然な線のような…。他にも日頃、色と形で勝負するシンプルなモノづくりをモットーにしているので、様々な色や形が思い浮かんできますよ。

 

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Q)蓮井さんにとって「いいデザイン」って何でしょうか?

荒削りだとしても、見た瞬間グサッと心に刺さるような、鳥肌が立つようなモノは、時に洗練された美しいモノより「いいデザイン」だと言えると思います。

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Q)「いいデザイン」を追い求める中で、行き詰まりを感じることはありますか?

不必要なこだわりは排除し、シンプルに伝えたい部分を尖らせるという事を意識し制作していますが、行き詰ったときは一般ユーザーの目線に近づく為、眼鏡やデザインから少し離れるようにしています。それでも行き詰る事はあるので、その時々でがむしゃらに乗り越えています! 

△代表作であるShichi-Sanの手書き図面

 

Q)眼鏡やデザインから離れたときは、どんなことをしていますか? 

瀬戸内海の島巡りをして気分転換をしています。 

△高松市で撮影 

 

Q)瀬戸内海の島々はそれぞれ個性を持っていて、面白いですよね。瀬戸内海エリアまたは蓮井さんがホームとしている香川県に対してどんな思いがありますか? 

香川県に拠点を置いてデザインをしているのですが、この地域では眼鏡ブランドをしている人は私以外いないので、私が眼鏡のデザインをしている事で香川県が注目されるようになれば嬉しいです。

 

ーー私も海も山々もきれいで、人も優しい香川の魅力がもっと多くの人に伝わればと思っています。蓮井さんには期待しています!

ははは、ありがとうございます。

△PADMA IMAGE拠点の香川県木田郡の風景 

 

Q)今までブランドを経営する中で一番達成感を感じたことはなんですか? 

日本のファッションやカルチャーの中心地でもある原宿のお店で取扱いがスタートした事。他にはファッション誌「VOGUE」や「ViVi」などにも掲載いただき、多くの方に知っていただけるようになったことです。それ以外にも、美容師やクリエイターの方が主催するファッションショーに参加したときは達成感を感じました。いろんな業種の方と交わり仕事をすることで、様々なことを学ぶことが出来ました。

△原宿眼鏡オトナレ展示会の様子

 

Q)PADMA IMAGEがここまで有名になるまでに、たくさんのチャレンジをされてきたのでは?

Pinkoiを通して出品しているように、従来の小売のスタイルに縛られず新しい販路を開拓しています。新しいと感じるサービスにはこれからもどんどんチャレンジしていきたいです。

△今年でPADMA IMAGEは5周年目

 

Q)ここで眼鏡のプロフェッショナルである蓮井さんに質問。ズバリ眼鏡ってどうやって選べばいいですか? 

自分に近い人(家族や恋人・親友)に驚かれるものが良いと思います。近しい人ほど変化を嫌うものです。変化がないと新しい自分には出会えません。第一印象や先入観に頼らず掛けてみると、意外な一本に出会えるかもしれません。

 

ーーそうですよね。自分はこのタイプの眼鏡って案外決めつけてしまいがちです。私も次回眼鏡を選ぶときは、家族や友人を驚かせる一本を選んでたいです。

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Q)これからPADMA IMAGEをどうしていきたいですか?夢や目標をぜひ教えてください。

人の記憶に残るようなデザインを形にしていきたいと思っています。眼鏡のデザインに限らず、眼鏡を中心とした活動を通して、驚きやワクワク感を与えられるような存在になりたいです。

△眼鏡の記事選びもすべて蓮井さんが自ら行うそう

 

編集部のおすすめアイテム

👉販売開始まで2年以上の年月をかけて作られた「Shichi-San(シチサン)」。一見するとちょっと変わったメガネ。でもかけてみるとなんだか自分がなんだかかっこいい。そして鏡を見るといつもと違う自分にドキドキ、誰かに会うのがちょっと楽しみになる不思議な眼鏡。特別な1本を探している人にオススメ。

△本インタビュー記事の中でデザイナーの蓮井さんがかけている眼鏡

 

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テキスト:Yoko

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