私が日本で台湾茶を紹介したいと思った理由【編集長のヒトコト①】

Pinkoi はアジア最大級のデザイナーズマーケットです。日々の暮らしにも、特別な日の贈りものにも。優れたデザイナーによる、創造性ゆたかな商品をお楽しみいただけます!

Pinkoiっていう会社のオウンドメディアの編集長をやってくれない?
そんなお誘いを受けて、台湾発のスタートアップPinkoiで働き始めて1年が経ちました。

入社日の写真

Pinkoiはアジアを中心としたクリエイターズアイテムが売買できるプラットフォーム。気に入ったオリジナルアイテムを直接クリエイターから購入することができるサービスを運営している会社です。(アジア版minneさんやCreemaさんみたいな感じ。)

そのPinkoiのサイト上で1年間、主に台湾のカルチャーやあまり知られていないデザインアイテムを紹介したり、日台の交流に関わる人たちと話をして記事を書いてきました。(詳しくはPinkoiマガジンを読んでね)

この1年、いたるところでずっと「Pinkoi台湾!台湾Pinkoi!」と発信し続けていると、私の周りの人からもPinkoiって台湾のカワイイ雑貨が買えるんだよね? などなどお声をかけてもらうことも増えてきました。

台湾を始めとするアジアのカワイイが詰まってます♡

 

そんな中、オウンドメディアの編集長がなぜ今回「台湾茶」のイベントをしようと思ったのか。それも京都で。販売イベントなんてやったこともないのに。
その理由を自分の備忘録も兼ねてここで少し話をさせてください。

イベント初日、チームメートのMigoが隠れていますよ

 

台湾の心地よいゆるさの正体

私は3年近く前から台北に住んでいます。最初のきっかけは、30歳を目前にして新しいことを始めたいなと言う気持ちでした。そして、移り住んだ先で出会ったのは日本の社会にはない、独特のゆるさでした。

台湾の街の人々はいつも誰かと輪になっておしゃべりに夢中。みんな笑顔でいい加減。移住する前は、台湾って日本とよく似た場所なんでしょと思ってました。だけど、実際に暮らしたことで色んな日本にはない習慣やそこで暮らす人の考え方を知りました。その中でも一番日本との違いを感じたのが「人との付き合い方」だったんです。

家族総出でおでかけをするのも台湾の特徴

日本では、一人でご飯を食べたり、カフェでコーヒーを飲みながら読書をして過ごす、なんてことはめずらしくない。でも台湾では、「おひとり様」をあまり見かけません。どこにいくのも2人以上のグループが基本。

最初は、この習慣がとっても不便に感じていました。なぜなら、一人気ままに行動をして、フラっとカフェに入りお茶を飲んでいると、少し周りの台湾人から「あの子、一人だね。大丈夫かな」という視線を感じることもあるからです。

でも台湾生活の中に溶け込んでいくに従って、なぜ彼らが「人と一緒に何かをすること」が好きなのか、自分なりに答えが出てきたような気がします。それはきっと台湾の喫茶文化から来ているのではないかなって。

 

分け合うことが当たり前な、台湾を取り戻す

台湾でお茶は一人で飲むものではなく、いつでも誰かと分け合うのが基本。台湾で茶器セットを購入すると。たいていの場合、小さな湯呑が4個ほどついてきます。いつでも「お茶を淹れて飲むこと」、「それを誰かと分かち合うこと」は台湾人にとっては同じ意味を持つから

しかし近年、台湾では若者の「台湾茶ばなれ」が問題となっているそう。コンビニで手軽にペットボトルのお茶を買い、飲む。便利さと引き換えに、いつの間にかお茶を飲むことは、ただ喉を潤わすことに変わってしまいました。

「家族や友だちが輪になり、急須で茶を淹れ香りを楽しみ、おしゃべりをしながらお茶を飲む」という伝統的な台湾の風景が姿を消そうとしている。  

そんな現状を変えたいと立ち上がった2つの台湾茶ブランドが「山不枯(サンプク)」と「等等(デンデン)」。彼らはパッケージや味そのものに工夫をして、もう一度若い人たちに、お茶の美味しさと茶によって生まれる人のつながりを伝えようとしています。

かわいいパッケージの等等(デンデン)

そんな彼らのブランドストーリーを知ったときに、Pinkoi上に溢れる可愛いアイテムの紹介だけではなく、人の繋がりを作る取り組みをしている若い台湾人の姿も、日本の人に知ってもらいたいなと思いました。

また参加ブランドひとつ山不枯はおいしいお茶を生産して販売するだけではなく、適切に茶園を運営することは、山林の環境保護にもつながると話します。台湾茶といえばこれまで、高山で採れた茶が最高級でおいしいとされてきました。しかし過剰な高山開発により森林が破壊されている現状を打破したいと、彼らはあえて低海抜のエリアで、高山茶にも負けない品質の台湾茶を作ることに挑戦しています。

山不枯は自然と共生するお茶づくりを心がけています

 

異国に行き、違った文化に触れ、色んな人の取り組みを目にして感じたこと

私はモノを紹介するだけではなく、こうした思いも届けることができるサイトにPinkoiを育てていきたい。言葉や文化は違うかもしれないけれど、より良い明日のために考え行動をしている人たちが、海の向こうにもいることを伝えたい。海外での取り組みや・アクションは、日本で沸き起こった困ったことを解決できるヒントがあると信じているから。

日本でも急須に茶葉を注ぎ、お茶を淹れ、親しい人と分かち合うそんな光景を見ることって見なくなりました。そしてたくさんの人が誰かと繋がることができなくなっている。自分なりに、こんな現状をどうやったら変えられるか、台湾で真剣に考えてみたんです。

結果、私が出した答えは、「とびきりおいしいお茶を用意する」こと。感動するくらい良いものって、誰かに言いたくなる、分かち合いたくなるもの。だからこそPinkoiの中でも特におすすめしたい2ブランド京都に招待しました。

 

初めてのPOP UPイベント、初めての茶葉の輸入業務、初めての百貨店でのイベント…。初めてづくしで正直大変でした。しかも台北、東京、京都と場所を移動しながら準備を進めるのは簡単なことではありません。でも、京都でおいしいお茶を淹れて待っています。最高の一杯を分かち合うために、この1ヶ月走ってきたのだから

おいしい思いがこもったお茶を、たくさんの人と分かち合えることを願って。

※京都に来られない方は、Pinkoiでお茶を買ってみてください。パッケージがおしゃれなのはもちろんのこと、どのブランドも本当においしいから。

台湾茶🍵特集は▷コチラ◁から

テキスト:東 洋子

記事のカテゴリー:台湾NOW

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