「風土という名で」紙テープ

好い風、好い水、好い日差し、好い土。好い風土がありながら、好い食で人を養う。 日差し：中庭の前、ちょうど好い太陽の光が。野菜、そうめん、からすみを。海水を干せば塩になる。好い日の好い季節に。 土- 地中から金が出る。土地から、白米、ピーナッツ、サツマイモ、サトウ芋、大根と竹の子が育つ。貧しい時も、豊かな時も、一生、自分はどこから来たのかを忘れないことを思いさせる。 風- 海から「九降風」が吹き、干し柿が甘くなる、ビーフンのいい香りもする。季節風はひどいが、たまねぎがそれで美味くなる。飛び魚も太平洋からの風に吹かれ、酒のつまみになる。 水- 静かな水からは菱の実が生まれる。レンカクもゆっくり水の上を泳ぐ。愛玉（オーギョーチ）は水から生まれて水の中で揉まれる。いい水が味わえる。カキがしょっぱい潮をたっぷり吸い込んだら、そのカルシウムがプリプリでミルキーな肉に包まれて、珍味となる。 15mmX15M/巻，一組で四巻 日本和紙、水性のアクリルのり デザイン：鄭惟之 製作：台湾菊水テープ株式会社 /台湾好食について/ （此為重複性文字） 好食とは，当然美味しく、無毒、手ごろな値段　すばらしい品質を持つ　誇れる台湾の良い物産のこと。 好食とは、率直で素朴、感謝と満足の気持ちを持つ農民たちの善良さが、この土地を大事にし、農作物を大切にする。 好食とは、島の人々の生活に対する態度である。それは、心をこめて、食物を大事にし、順調で満ち足りたライフスタイルである。これまでも食物とは土地とその上で生活している人々と最も密着した媒介。 土地から食卓まで、地元の美しい飲食風景は身近に存在する、遠くへ求める必要はない。