LIP離譜 Vol.13 <職>

なぜ今、「台日間の職」について語る必要があるのでしょうか？ 台湾と日本、その間に生まれる“台日系文化”を探求するために、今、私たちが考えるべき「職」とは一体何なのでしょう。台湾でも日本でも、私が尊敬する人物を第三者に紹介する際、いつもその魅力を明確に伝えきれないと感じていました。簡単な説明で済ませることもできますが、それではどうにも釈然としません。「あなたは何をしているの？」あるいは「ご職業は何ですか？」といった言葉選びに悩むこともあります。既存の職業分類や種類では、彼らの持つ輝きを表現しきれないように思えるのです。 現代、台湾も日本も、まさに職業が変容する局面に直面していると私は考えます。 今号のLIPでは、「職」という切り口から、私たちがおすすめする人物をご紹介します。 編集制作│ LIP編集部 台湾代理│ 咱誌Let's Zine 仕様│ 114頁/ A5 size 発行日│ 2015.03.25 発行 CONTENTS 特集：創職時代 台日系文化を豊かにする創職時代のキーワード。 Keyword 1: メディア 武田俊「自分からメディアへ」 Jay Wu(Fujin Tree Group )「街からメディアへ」 箱庭 「ライフスタイルからメディアへ」 Keyword2: 出店 西山美耶「出店で得るもの」 ARTQPIE「紙のマーケット」 LOOPY 「東京での初出店体験」 太陽と星空のサーカス「出店における大切なこと」 Pinkoi「出店とオンラインストアの良い関係」 Keyword3: 地域 許哲寧「台湾を再認識し、新しい日本を探求する」 FAAVO(日本)/zeczec(台湾) 「地域時代の良きパートナー」 小笠原哲也「高松文化を創造する人」 TOPIC: 個性を宿す職。 活版印刷 × 職 張介冠(日星鋳字行) ぬいぐるみ × 職 片岡メリヤス 言葉×職 戴開成 日本通と台湾通 男子休日委員会 須藤絢乃 張拾参 青山裕企 青睞肯 太公良(grAphic tAkorA) TAKORA Kimiyoshi Futori(grAphic tAkorA) THINK ASIA / 山本佳奈子(Offshore) 台湾二世考/林香余 対談/ 音楽家・小島ケイタニーラブ×小説家・温又柔 ART GALLERY Not Yet 椎木彩子 紅林 紅林の台湾語講座 産地/製造方法 東京編集/台湾印刷