—写真集 —雲林有大家- 大地が時代を映し出す (地球上で残り10冊)

【縁起＆紹介】 2011年、政府の招きを受け、私は雲林に入り、そこでの光景を撮り始めました。最初は表面的な環境や風景が目に入りましたが、次第に、人々が働く姿を見るようになりました。長い時間を共に過ごし、地元の人々と知り合う中で、撮影の幅が徐々に広がり、様々な分野で努力している多くの人々を発見しました。彼らの精神は、私にとって深い敬意を抱かせるものでした。 また、労働年齢層が高いこの地で、故郷に戻りたいと願う若者たちがいることに気づきました。彼らは自らの信念を貫き、新しい価値を生み出し続けています。彼らには共通の夢があります。それは、より多くの人々が故郷に帰れるようにすることです。 これらの物語はすべて、この『雲林有大家』に収められています。 【作者からの想い】 もし、「エンジニアの仕事を辞めて、この1年半の間に雲林で何を見ましたか？」と尋ねられたら、私はこう答えたいです。最初は途方に暮れていましたが、次第に、自分自身の欠けていた部分を見つけることができました。しかし、それ以上に大切なのは、この温かい土地、母なる海のような存在、故郷で静かに耕作し、新しい環境を創造する年長者たち、そして故郷への帰りを強く願う新世代の人々です。都市に住む七年級の私（1980年代生まれ）は、道端の死んだ豚に驚くだけでなく、台湾で最も粘り強い海辺の人々に衝撃を受けました。 私にとって最も身近でありながら、最も未知であった故郷。それは、都市で2年間働いた後、最も強く心に響いた出会いでした。 【本書の特色】 素朴な言葉とレンズを通して、地元の人々の純粋な感情と使命を垣間見ることができます。約40人の農漁民の生活、牽水状文化祭、伝統技術を継承する職人、芸術家、そしてUターン起業する若い世代の物語を記録しています。農地、カキ棚、湿地......。雲林の人々は、この土地で甘くも苦い耕作を続け、工業汚染、地盤沈下、仲買人による市場独占に抵抗しながら、新製品を開発し、新たな価値を創造するために努力しています。故郷への帰りを願う多くの若い雲林の人々は、愚直なまでに夢を追い、より多くの雲林の人々が温かい土の上で共に幸せに暮らせるよう、手を取り合えることを期待しています。 【地元住民の声】 *「もう思い切りやってしまいなさい！」雲林県政府文化処の処長は私にそう言いました。 *「おいで、一緒にテレビを見よう。あなたはまるで私の孫みたいだ。いつも話し相手になってくれるね」84歳の台西のおじいさんは言いました。 *陳兄は午前中に台北で会議に出席し、午後に高速鉄道で帰宅してウナギを育てます。彼は言いました。「こんなに楽しいことを、どうして他の人に任せられるだろうか！」 *一日に作れる提灯は数個でも、林兄は懸命にこの伝統工芸を継承しようとしています。彼は言いました。「もし作らなければ、媽祖様の誕生日にはどうするんだ？」 *「一つの信念、故郷への愛、そして故郷に変化をもたらしたいという理想。従来の養殖方法を捨て、安全で健康なエビを育てることにこだわっています。お金はありませんが、信念と夢だけはあります！」と、廃棄された豚舎と海水でエビを育てる、エビの達人・冏男は言いました。 *SPAハマグリを開発した曾兄は言いました。「この産業を常に進化させ、環境に非常に優しい方法で持続的に経営していくことで、より多くの人材を惹きつけ、より多くの人々が故郷に戻って仕事ができるようになります。」 *「いつも、自分のわずかな力で他者に影響を与えたいと願っています。この過程はゆっくりで大変ですが、私たちはそれを楽しんでいます。なぜかって？それは信念ですね！きっとあなたも私も、心の中にそれぞれの信念を抱いているはずです」と、漁村観光を推進する蔡云姍は語りました。 【詳細情報】 仕様: 糸綴じ製本 / 320ページ / A4 / 高線数同心円4色印刷 / 初版 / 1500部 出版日: 2012/7/6 言語: 繁体中国語/英語 *自費出版（費用100万） *中英対照 *大型本/厚さ2cm http://www.youtube.com/watch?v=CAm53sqsAF8 http://www.youtube.com/watch?v=vfrgGDwHdbA http://www.youtube.com/watch?v=Tumy_gEHx9E