台湾という島で、
様々な民族が紡ぐ特色豊かな料理を、あなたはどれくらいご存知ですか?
記憶の中にある、母や祖母が食卓に並べてくれた、あの美味なる料理。
それは味覚の記憶の中で、ゆっくりと熟成されていきます。
「食食課課(じじかか)」、
食を通じて、自分と母系の家族との親密な関係を探求します。
さあ、一緒に母語と両手で記憶を再現し、
食卓に流れるかけがえのない瞬間を感じてみませんか。
客家の艾粄(ガイハン)|
艾粄(ガイハン、ngie banˋ)の材料はヨモギで、その汁を米粉の生地に練り込みます。
餡には通常、炒めた切り干し大根、ひき肉、椎茸などが包まれています。
清明節には、客家の人々にとって重要なお墓参りの供物とされています。
イラスト:楊志雅
タイヤル族の漬物|
林文貞の切り絵には、尖石郷那羅(ナラオ)集落出身のLawa Silanの人生の記憶が刻まれています。
山間の教会、新竹と花蓮を行き来する列車、タイヤル族の漬物、
そしてタイヤルの祖訓(gaga)に基づき、
娘が嫁ぐ際に、親族や友人に喜猪(サパット)を贈るという習わしが描かれています。
イラスト:林文貞
馬祖の潤飯米時(ルンファンミースー)|
「潤飯米時」は馬祖の伝統的な菓子で、中元節の供物としても用いられます。
もち米の団子に小豆餡を包み、外側にはもち米の粒をまぶします。
手間のかかる工程ですが、その香ばしくてもちもちとした食感は、大人から子供まで皆に愛されています!
イラスト:王盈穎
閩南の燖米糕(シミーガオ)|
冬至の前に、楊甚おばあちゃんは子どもたちのために麻油鶏米糕(ごま油と鶏肉入りおこわ)を作ってくれました。
体を温め、風邪をひかないようにするためです。
絵の中には、イラストレーターが記憶する、
これを食べないと冬至を過ごしたことにならない紅白湯圓の甘いデザートも描かれています。
イラスト:陳念瑩
