美術館の『書』：韓国現代書芸術図録

●本書は11月末に出荷予定です。 「美術館の『書』：韓国現代書芸術展」は、横山書道美術館（書芸術館）と韓国国立現代美術館（MMCA）が共同で企画し、MMCAの学芸研究員であるペ・ウォンジョン氏がキュレーターを務め、台湾で初めて韓国の現代書道を体系的に展示しました。台湾では韓国の書道芸術に関する包括的なテーマ展や研究が少ないことから、書芸術館はMMCAと協力し、韓国の現代書芸術の重要な作品を借りて台湾で展示することで、異なる地域の書道芸術の様相を紹介します。 本書は展覧会図録として、関連作品、専門論文、会場写真を収録しています。専門論文には、キュレーターであるペ・ウォンジョン氏による韓国現代書道発展の導入部、韓国弘益大学教授キム・イスン氏、大邱澗松美術館学芸研究室長キム・ヒョンクォン氏によるテーマ論文が含まれ、韓国の現代書道と現代美術の関連性について論じています。図版と文章による紹介を通じて、東アジアの現代美術界における書道芸術の対話の道筋が開かれることを期待します。