江戸時代中期、茶道界を牽引した茶人・小堀遠州は、
国産の茶陶発展に大きく貢献しました。
彼は好みの器の様式を、自らが選んだ七つの窯元に送り、
指導することで陶芸を大いに発展させました。
これらは志戸呂焼、膳所焼、朝日焼、
赤膚焼、古曾部焼、上野焼、高取焼とされ、
「遠州七窯」と称されています。
上野焼は江戸時代にはすでに茶陶の産地として名声を博していました。
陶祖・尊楷(上野喜蔵)は帰化朝鮮陶工で、
1602年に細川忠興に招かれ小倉城に入り、
豊前国上野に開窯しました。
釜之口窯、皿山本窯、岩谷窯などは
総称して上野古窯と呼ばれています。
上野焼初期の作品は土灰釉、藁灰釉、鉄釉が多く用いられ、
唐津や古高取に似ていました。
後代になると、白釉、上野青釉(銅緑釉)、三彩が特徴となります。
古作には落款がなく、
幕末以降に印が使われ始めました。
紫蘇手、玉子手、柚肌手なども後代に多く用いられた技法です。
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上野焼不二窯 藤村憲明
上野青釉コーヒーカップ
SIZE:直径7.8cm X 高さ5.5cm
上野青釉コーヒーソーサー
SIZE:直径14.9cm X 高さ2.2cm
*手作業で焼成しているため、鉄絵の模様、釉薬の色合い、サイズには多少の個体差があります。
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