妖刀『仏手剭』
大いなる音は希薄に、無言は喧騒に至る。
複数の写真で詳細をご確認いただけます。
時が経つにつれて、色はより一層黒く変化します。
撮影時は完成直後で、まだ最も黒い状態には至っていません。
実際には写真よりもさらに黒く、わずかに紫の光を帯びた純黒に近い、魔性めいた木目がかすかに浮かび上がる妖刀へと変貌します。
全長:38.9 cm(直線距離)
剣材:東アフリカ黒黄檀(紫光檀)※現在、絶滅危惧種に分類されています。
https://youtube.com/shorts/OV8bFBUzo1I
東アフリカ黒黄檀は、現存する木材の中でも最も重く硬い部類に属し、深紫褐色からほぼ黒に近い色合いを呈します。滑らかで緻密な木肌、稀少な導管、そして豊かな油分が特徴で、「十檀九空」と称されるほど材料の入手が困難であり、加工には工具の大きな消耗を伴います。しかし、その木目は非常に鮮明で変化に富み、「帝王の木」と称されています。
魔剣匠:游辰遠(YCY)作
本作品は芸術的表現のため、ある程度の鋭利さを持ち合わせております。保管および取り扱いには十分ご注意ください。
魔剣を手にすることは、心を和ませ、精神を正すことにつながります。
心の奥底が空虚に感じるひととき、この剣を手に取って愛でることで、内なる有機的な生命力、そしてひらめきが呼び覚まされるでしょう。





