【ホリデー特典】珍重香港 2

#ホリデー特別パッケージ 【香港地域限定】 **クリスマス前のお届けをご希望の場合は、12月19日までにオンラインでのご注文手続きを完了してください。** -- 本号のご紹介： 2024年末、 『Being Hong Kong』が 再び再編集された「復刻保存版」をお届けします。 『珍重香港2 The City Special』 404ページにわたる内容は、400点以上の歴史的写真、写真作品、イラストレーションが満載。 2021年から2022年にかけて絶版となった季刊誌『Being Hong Kong』から厳選され、 香港の街路、都市のフォント、九龍城砦という3つのテーマに焦点を当て、 20以上の異なる視点から語られる図文ストーリーが収録されています。 REedit REdesign REprint、 季刊誌を時を超えて愛される一冊の本へと昇華させます。 REvisit REthink RECreate、 私たちと共に都市の時空を散策しましょう。 かつて歩んできた道を 未来へ、共に歩んでいきましょう。 本号のハイライト： #REclaim REmap RElive 香港の街路物語 HK Streetscapes REvisit// 外国人写真家のレンズが捉えた香港の街路 19世紀に初めて極東で映像記録を行ったジョン・トムソン、マグナム・フォトに所属したエド・ファン・デル・エルスケン、1970年代から50年以上にわたり香港を撮り続けたキース・マクレガー。3人の異なる時代とスタイルの外国人写真家のレンズを通して、都市の街路景観がいかに生成され、変遷してきたかを紹介します。 REcord// 賑やかな街角、移り変わる時 香港に40年以上暮らす都市計画家ピーター・クックソン・スミスは、ミレニアム以降、香港の多くの旧市街を訪れて街路観察を続け、スケッチで香港の街頭に溢れる混雑した生命力を丹念に描き出しています。香港理工大学のデザイン研究者であるクォック・シーハンは、地元のネオンサイン、フォント、花園街を対象に、香港の街路文化を構築する重要な要素を研究しています。彼らにとって、香港での「街歩き」の経験は、これほどまでにユニークなものです。 REdiscover// セントラルを歩く セントラルがいかに変化しようとも、開港初期の都市計画の面影は今なお見られます。山が多く平地が少ない地形、新旧の共存、華洋混在、そして互いに影響し合う共生関係が、この地の特性と各街路の構造を築き上げてきました。180年前から現在に至るまで、東西に走るトラム通り沿いの徳輔道から、坂道、階段、エスカレーターを上るプラットフォームの斜路まで、縦横無尽に広がる街は、都市の衰退と隆盛を映し出しています。 REgion// 街があれば区がある 九龍塘、大角咀、新蒲崗という異なる歴史的背景と雰囲気を持つ3つの街区は、20世紀初頭のガーデンシティ計画、そしてその後の工業コミュニティ計画をそれぞれ示しています。林建才、UUendy Lau、Pensoという3人の異なるスタイルの香港のクリエイターが、それぞれの視点と筆致で、街区に対する思考と感情を表現しています。 #REcollect REthink REwrite 香港の文字 The HK Characters Reminiscence// 都市の文字遊び、香港の失われゆく美 「世の中のすべての再会が、久しい別れの後に訪れるわけではない。」『香港遺美』の創設者である林曉敏は、近年、看板関連の法規施行に伴い、伝統的なネオンサインが数年のうちに次々と姿を変え、煌びやかな光が徐々に消えゆく中で、映像と文字で地元の様々な看板の書体と職人技の美しさを記録しています。 REvive// 新世代の文字職人、書体復興運動 近年、多くの新世代の香港デザイナーや民間の文字職人が、北魏体、李漢楷体、監獄体といった街中でよく見られる書体の歴史的ルーツを再発見し、同時に失われつつある書体を再デザインしたりデジタル化したりすることで、香港独自の街並みを保存し、都市の文化的なルーツを再構築しようと努めています。 REfract// 文字と図像が織りなす大南 深水埗の大南街は、近年最も注目されている街の一つです。写真家は、大南街とその周辺の街区を巡り、書体の筆致から出発して、新旧様々な店舗、異なる世代、そして多様な背景と階層の人々の交流を記録し、このコミュニティの複雑さと生命力を描き出しています。 REmember// 曾灶財は香港の街からいかにして消えたのか 2022年4月、旺角の界限街の鉄道橋の下に現れた「曾灶財の書道真筆」は、新たな保存ブームを巻き起こしました。「九龍皇帝」の書道はかつて香港各地に広がり、多くの香港人にとって共通の記憶でしたが、2007年の「皇帝崩御」とともに、彼が街に残した書道も徐々に埋もれ、あるいは消え去っていきました。 #REvisit REcord REbirth 城砦再生 Kowloon Walled City REcord// 闇の都市、光の場所 イギリスの建築家イアン・ランボットとカナダの写真家グレッグ・ギラードが共著した『闇の都市 — 九龍城砦の日と夜』は、九龍城砦を記録した古典であり、これまでの一般的な一面的な印象を打ち破り、その後の城砦研究の重要な根拠となりました。 REbuild// 城砦の可能性 アメリカ系中国人の建築家で、何弢の娘である何巽は、1991年に城砦で10ヶ月間の建築学研究を行いました。城砦の人々の適応能力は、彼女に人間性とは何かをより深く理解させ、その後の高密度都市における人々の居住の理念と実践に影響を与えました。 REimagine// ポスト城砦時代 無限の転生 城砦解体後、香港国内外で小説、アニメ、映画、ゲームなど様々なメディアで関連作品が次々と生まれました。これには、地元作家の余兒による小説『九龍城寨』、漫画家司徒剣僑による漫画版、デザイナー/イラストレーターRex Kooの漫画異城誌、さらには90年代生まれのゲームデザイナーPoki Chanによるバーチャルゲームなどが含まれ、それぞれが城砦に対する異なる感情の投影を示しています。 ISBN:978-988-74818-5-0 定価:HK$200 印刷制作地:香港 出版日:12月下旬