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著者 : 林夕
出版社 : 亮光文化
サイズ : 140mm x 210mm
ページ数 : 280ページ
出版日 : 2025年2月
ISBN : 9786269871742
【内容紹介】
林夕による表紙の題字「我」
もし「魚はもともと泳ぐものだ」と言うなら、
なぜそれが詩なのでしょうか?
詩は、これまで最も人々に馴染みにくいものでした。無為に見えて、実は深い意味を宿しています。
洗練された言葉で伝えたいことを詩の中に隠し、読者は想像し、推測し、また想像します。心に残る感情が、作者から与えられたものなのか、読者自身から生まれたものなのかは、もはや重要な問いではありません。
「魚はもともと泳ぐものだ」という言葉は、一見すると「母親は女性だ」という当たり前の理屈のように思えます。しかし、「もともと」「まさに」「〜すべき」が一緒になった時、私たちは問いかけることができます。
「魚は、泳ぐものだ」では、「もともと」が足りないのではないか。
「魚は、もともと泳ぐ」では、もしかしたら「まさに」が欠けているのかもしれない。
「魚はもともと泳ぐ」では、「〜すべき」がなく、文法的には「〜ものだ」を加える必要があるでしょう。
問いに答えが出ることはありません。特に、ある詩の一節が、理由もなく長い間心に残り続ける時。
言葉の繊細さが、その力を示します。詩の自由さが、遠いようでいて最も親密な交流を生み出します。
今日、ここで、もしかしたら新しい詩を読み、すべてを沈殿させる時が来たのかもしれません。
林夕が本書の序文で述べているように:
//鳥は飛ぶものだ
飛ぶべきものだ
しかしダチョウも恥じることなく
この一生を過ごす
飛ぶことを憧れるのは
昔から人間の習慣だ
そして人間だけが
習性を超える考えを持つはずだ//
//魚は泳ぐものだ
鳥は飛ぶものだ
人間は
足で歩くものだ
そして歩きながら
不可能な夢を描き出す//
//そのような夢の実現
現実と向き合う必要はない
人が泳ぐことを敢行すれば
それが魚だ
人が飛びたいと願えば
それが鳥だ//
「生きる意味とは何か」と問う必要はありません。深く考えすぎず、動物が本能に従うように、
魚が泳ぎ続け、鳥が飛び続けるように、生きることはただそうして過ぎていくものです。
林夕の新シリーズ「林夕我詩」には、100編の詩が収録されています。
*本書の一部詩文は『残缺 能不能』、『夏花秋葉剛剛好』、『今天你末日了沒』から選ばれています。
【著者紹介】
林夕
香港大学文学部を卒業し、翻訳を専攻。香港大学中国語学科助手、快報編集者、アジアテレビ番組部創作主任/番組部副部長、音楽工場創作総監/総経理、商業電台広告創作及び制作部主管/商業電台創作顧問/商業電台顧問を歴任。現在は専業作家。
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