ティエリー・エスカシュ 都市の風景

|衛武営とティエリー・エスカシュ 初のオルガン即興作品集| 都市のように自由で、建築のように緻密――エスカシュが織りなす即興の情景。 フランスの古典音楽界で5度も栄誉ある賞に輝いたティエリー・エスカシュ（Thierry ESCAICH）は、現代において最も傑出した即興演奏の巨匠の一人です。2025年10月にリリースされるアルバム『都市の風景』には、彼がオルガンで創作した9つの都市風景即興曲が収録されています。パリ、ウィーン、ブエノスアイレス、ニューヨークといった都市からインスピレーションを得ており、さらに高雄をテーマにした独占作品も収録。都市の響き、リズム、色彩が、自由奔放な音楽の言葉へと昇華されています。 衛武営コンサートホールで生まれたこの壮麗な音の旅は、都市、文化、そして即興の境界を横断し、音楽の「今」と「永遠」を共に聴き届けるよう誘います。 衛武営初のオルガン即興作品集 『ティエリー・エスカシュ：都市の風景』2025年10月全世界リリース 【収録曲】 Paris パリ Saint Petersburg サンクトペテルブルク Oxford オックスフォード Kaohsiung 高雄 Vienna ウィーン Buenos Aires ブエノスアイレス Isfahan イスファハン New York ニューヨーク このアルバムは旅の記録であり、私の人生において重要な意味を持つ都市を音楽で描きたいと思いました。これらの作品は、まるで音楽の絵画のように、それぞれの都市が持つ独特の雰囲気、例えば歴史的な記憶、建築様式、あるいは景観を表現しようと試みています。これらの即興曲は、壮大なオルガンの豊かな音色を最大限に活用した、一つ一つの小さな交響詩のようです。まるでオーケストラのように、千変万化する絢爛な色彩を咲かせます。 ——ティエリー・エスカシュ（Thierry ESCAICH）