1965年に登場したCanonet QL17(第2世代)は、キヤノンが機械式レンジファインダーカメラの時代に成し遂げた技術的飛躍でした。
Canon SE 45mm f/1.7(6群4枚)レンズを搭載し、
光学部門は「高解像度、低色収差」を核とする設計思想に基づき、
コパルシャッター(B–1/500s)と前面CdS測光を組み合わせ、
完全マニュアルとシャッター優先AEに対応しています。
最も特徴的なのは、キヤノンが独自開発したQL(Quick Loading)機構です。
フィルムガイドとプレッシャープレートの弾性を利用して、数秒でフィルムを装填できます。
当時の日本の雑誌『カメラレビュー』では、「最も直感的なフィルム装填システム」と評されました。
これは、純粋な機械式と電子露出の世代の転換点となる作品です。
まだ露出計の針を使っていた時代に、光が自動的にシャッタースピードを決定できる一方で、完全に機械的な魂を維持していました。
全体的なデザインは初代よりも洗練され、測光システムは安定しており、シャッターの感触も軽快です。
「G-III以前で最も完成度の高いCanonet」と言えるでしょう。
🧭 1965年発表 | Canon初のQLクイックローディングシステム搭載
🔭 45mm f/1.7レンズ | 柔らかな描写とシャープさを両立、典型的な昭和のレンズの味わい
⚙️ シャッター優先+完全マニュアル切り替え | 純粋な機械的感触
▶︎▶︎Matsuya Film Camera Studio 松屋フィルムカメラ工房 検査レポート
✅実写テスト:良好な描写
✅撮影機能テスト:絞り、シャッターともにスムーズ、レンズクリア
✅回路テスト:測光感度良好
✅カメラ外観整備済み
✅モルト交換済み
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