包容シリーズ～雍容（ようよう）-天染ハンド＆ショルダーバッグ

天染工坊は、伝統的な天然染色技術をファッションデザインに取り入れるため、この3年間、様々なバッグの研究開発を特別に企画してきました。本シリーズは「包容（ほうよう）」シリーズと名付けられ、バッグの基本的な「収納」機能を探求するだけでなく、デザインされたバッグが精神的な「包容」の象徴となることを願っています。お客様に包容力を感じていただくため、バッグの素材選びには、厚手のリネンや厚手の綿布などの環境に優しい生地に加え、高品質な牛革や銅製、ステンレス製の金具も使用しています。 表地はすべて、グリーンクラフトの特性を持つ伝統的な天然染料で染色されています。染め分けの効果、パターンデザイン、内外ポケット、仕切り、持ち手、ショルダーストラップ、副資材などの細部に至るまで、財団法人靴技センターバッグデザイン室が慎重に検討し、デザインしました。これらのバッグが、お客様に様々な用途の選択肢を提供できることを願っています。 「雍容（ようよう）」バッグは、スマートで上品な外観で、成熟した印象と活気を与えます。特に緑と茶色の牛革は特殊で、「二色染めのワックス加工革」です。強く折り曲げた部分にはしわの跡が残りますが、これは欠陥ではなく、特別な染色方法による独特の風合いです。しわを消したい場合は、ヘアドライヤーで温風を当てると消すことができます。もちろん、しわのないデザインをご希望の場合は、ブラックと茶色もご検討ください。このバッグの上段も厚手のリネン生地で、染色時にはまず濃い藍色に染め、次に柿渋染めを何度も重ねて黒に染め上げています。天然牛革の質感を表現するため、デザイン時には黒い革にはスプレー塗装を施していますが、その他の革色については、天然皮革の質感が感じられる革素材をできるだけ選び、天染の天然染め生地との相性も抜群です。 幅30 x 高さ34 x 奥行10 cm 持ち手高7.5 cm ショルダーストラップ長104~116 cm (実際のサイズは測定方法により多少の誤差が生じる場合があります) 素材:リネン、レザー 重量:535g