呪文が刻まれた銅製法器天珠＋ミャンマー仏塔出土の穿孔呪珠ブレスレット（腕回り内径17cm）E型

二種類の古き良き金属珠で構成されたブレスレット。 腕回りの内径は17cmです。 1. 呪文が刻まれた銅製法器天珠 6点 短めのサイズです。 この銅合金の珠は、 独特の形状をしており、 チベットで百万遍の呪文を唱えた後に 打たれる呪文の刻印のようなものが一面に施されています。 具体的な名称は不明ですが、 調べてみると、2017年に中国で同型の文物が確認されました。 中国では「帯咒点銅法器天珠（呪文が刻まれた銅製法器天珠）」と名付けられており、 大手卸業者によると長年品切れで、 今年ようやく巡り合えたとのこと… 高値で台湾へ持ち帰りました。 2. ミャンマー・マンダレーの倒壊した仏塔から出土した、穿孔呪珠 12点 最大平均直径は0.9～0.95cmです。 数珠形式のタロン呪珠に属します。 酸化皮膜は洗浄除去済みです。 銅合金製の呪珠で、 金を含みますが、その成分比率は高くありません。 精錬時には辰砂を加えて一緒に溶かし込みます。 撮影時には珠の本体は金色に輝いていますが、 今後、磨かないと酸化して再び色褪せてしまいます。 年代は18世紀から19世紀頃と思われます。 この種の数珠型の呪珠は、 通常108個が一連となり仏塔に納められていました… 塔内の環境が湿潤であったため、元の紐が酸化分解して切れることがよくありました… 13000-114.05.01