【妖怪説明】
あかした。化物尽絵巻には黒雲の中に口を開けた顔が浮かんでおり、鳥山石燕「画図百鬼夜行」ではさらに水門と流れる水流とともに描かれている。
赤は淦(船底に溜まった水)、閼伽(一般的に仏に供える水)で水を表している。
また垢で比喩的にケガレを流すことを意味しているようでもある。
舌は「舌は禍いの門」(口は禍のもと)。
つまり、禍いのもとである口が開いており、また水門も開いているため、万事に対して凶事を示している。
陰陽道の羅刹神である赤舌神が、口を開いている(吉事に恵まれない)を意味している絵だとされている。
「赤口きたりて禍内の水運 悩乱呼びし羅刹神」
【参考文献】
「鳥山石燕 画図百鬼夜行全画集」『妖怪事典』村上健司 著より
【商品説明】
直筆サインが入った1点ものの掛け軸です。
表装(絵柄)以外の部分も特殊加工の印刷により仕上げてあります。
すべて布製ですので耐久性に優れており、収納もしやすくなっています。
説明の短冊がつきます。(画像はサンプルです)
表装部の大きさ 幅30cm x 高さ60cm