『青青の島 島嶼記録誌』
最も遥かな旅へ出発し、
靴底も魂も世界の土で汚れてしまおう。
私たちは海風と星をまとい、
大海と山々を越え、
ついに最も遥かな場所にたどり着く。
それは心の向かう場所、
広大な場所から詩が響き渡り、
その詩は世界から、そして心の奥底から。
真の到着。
/
北海道を訪れ、列車に乗って街を離れると、
長い鉄道が広大な大地を貫き、
北海道の、世間から隔絶されたような雰囲気が漂い始める。
列車は時には海辺を、時には森を走り、
時には小川を渡り、時には黄金色の牧草地を駆け抜ける。
広大な土地に人が少ない北海道には、無人の秘境駅が数多くあり、
それらの駅は、美しくも、そして孤独だ。
鉄道は、北海道で最もロマンチックな風景。
この記録誌は、2016年10月、
列車で北海道を一周した旅の記録。
/
これは秋のロマンチックな到着。
ゆっくりと静かな鉄道の旅、
北海道での日々。
https://www.youtube.com/watch?v=KBiKCC9yTJs&feature=youtu.be
https://c2.staticflickr.com/4/3940/33857340302_2013ef3670_b.jpg
遠くへ向かう鉄道は、
あなたを連れ去り、そして到着させる。
鉄道は海をもたらし、
遠くの山々をもたらし、
曲がりくねった荒野の小道をもたらし、
大地の秋のオレンジ色の絨毯をもたらす。
そして、静かな森と青々とした川、
連なる牧草地と黄金色の田んぼ。
そして、最も寂しい、
無人駅。
https://c2.staticflickr.com/4/3935/34031498385_6c84f46649_o.png
私と一緒に、あの遠くへ向かう列車に乗り、
一生に一度しか行けない、最も寂しい無人駅を訪れてみませんか。
そこは一生に一度しか行けない場所であり、
これは一生で最もロマンチックな旅になるでしょう。
https://c1.staticflickr.com/5/4669/39673648872_40a68671b1_b.jpg
/
「島嶼記録誌 第二誌」では、実際に経験した旅の他に、
「N種類の幻想生活」という新しいセクションが加わりました。
本書には、3つの異なる幻想的なライフスタイルが収録されています。
このような内容になったのは、北海道での日々や現地の風景が、さまざまな生活に対する多くの想像と考察をもたらしたからです。
**目次:**
https://c1.staticflickr.com/3/2911/33188459394_c921c867e0_b.jpg
1.世界で最もロマンチックな旅
2.函館に初めて到着
3.地球岬。室蘭本線
4.海辺で眠る。日高本線
5.もう会わない。留萌本線
6.N種類の幻想生活 その1。無人駅
7.北緯45度。宗谷本線
8.足跡を思い出に。
9.抜海。列車で旅する日々
10.オホーツク海。北浜
11.詩的な風景。知床半島
12.N種類の幻想生活 その2。海辺の小屋
13.道東三湖。釧路
14.予期せぬ札幌
15.自分の足で歩いた風景 その1。美瑛
16.自分の足で歩いた風景 その2。美馬牛
17.N種類の幻想生活 その3。四季について
18.海辺の優雅な街。小樽
19.再び函館へ。次の駅は家
20.後記『さよなら、いつか』
21.後記 その2 文字の中の旅
全206ページ。
https://c1.staticflickr.com/5/4743/24836110737_20e0f54770_b.jpg
/
抜粋サンプル:
https://c1.staticflickr.com/5/4695/26661041588_8ab21a15c7_b.jpg
https://c1.staticflickr.com/5/4626/39821607794_972a277bce_b.jpg
https://c1.staticflickr.com/3/2831/33901884791_3833080faf_b.jpg
https://c1.staticflickr.com/3/2922/33646471430_e192675985_b.jpg
https://c1.staticflickr.com/3/2940/33901883001_b9f3c84f18_b.jpg
https://c1.staticflickr.com/5/4723/38721814310_cbc22d012e_b.jpg
https://c1.staticflickr.com/5/4669/26661075758_e83364bb1b_b.jpg
https://c1.staticflickr.com/5/4760/39821638044_b9f4c9f728_b.jpg
https://c1.staticflickr.com/3/2831/33902020701_dbc6364b7c_b.jpg
https://c2.staticflickr.com/4/3951/33902019311_8e19a2f817_b.jpg
https://c1.staticflickr.com/3/2835/33902018471_58b9676a3d_b.jpg
https://c2.staticflickr.com/4/3953/34031847915_d091d1f415_b.jpg
https://c1.staticflickr.com/5/4752/38721861620_f88260351c_b.jpg
https://c1.staticflickr.com/5/4669/38721862000_0618cb0898_b.jpg
https://c2.staticflickr.com/4/3927/33219433083_566d316bfd_b.jpg
https://c1.staticflickr.com/3/2847/33646603100_f5022f7206_b.jpg
https://c1.staticflickr.com/5/4609/39673647842_e2294a697a_b.jpg
/
https://c1.staticflickr.com/3/2920/33219589053_304b319bc9_b.jpg
あなたも好きですか?
車窓から刻々と流れていく風景が好きですか?
木々の間から差し込む陽光が目に砕け散る光の粒が好きですか?
時間が流れる音さえ聞こえそうなほど静かな無人駅が好きですか?
夕日がゆっくりと水平線に沈むとき、
オレンジ色に染まる海と空が好きですか?
もしあなたもそうなら、
「青青の島」を離れた後、
再びバックパックを背負って旅立ちましょう。
/
**私の日記**
2016/10
函館から始まった鉄道の旅は、函館への到着とともに終わる。
台湾へ帰る前日、私たちは再びこの海辺の街に戻った。
20日が過ぎ、深まる秋の函館はさらに冷え込み、海風は一段と冷たかった。
あの日の夕日はとても美しかったのを思い出す。澄み切った空にはグラデーションの色彩が広がり、
夕日の光が遠くの山々を赤く染めていた。
日が暮れてから、私たちは近くのスターバックスに入り、寒さを避け、温かいホットラテを注文した。
そこで北海道限定の商品が売られていることに突然気づき、
とっさに異国にいるという感覚がこみ上げてきた。
ねえ、こういう瞬間って、特別に旅をしている感じがすると思わない?
**北海道の後**
2016年10月、私は清畠駅の掲示板にメッセージ付きのハガキを残しました。
当時、駅の掲示板にどのようなメッセージを残したのかはすでに忘れてしまったけれど、後に続く旅人への言葉だったことだけは覚えている。
でも、おそらくそれはもう撤去されて、存在しないだろうな。別に誰かに何かを本当に伝えたいわけではなかったんだ。ただ、あの静かな午後、きらきらと輝く海辺で、あの柔らかく穏やかな時間の中で、優しい気持ちが湧いてきて、自分の魂の一部を文字に託し、それをこの無人駅に残したいと強く願ったんだ。
/
裏表紙:
https://c1.staticflickr.com/3/2827/33874560662_8fc3dfe7ce_b.jpg
/
全206ページ。
素材: アート紙
サイズ: A5
/
**島嶼記録誌について:**
**Q:なぜ「島嶼記録誌」という名前なのですか?**
**Q:「島嶼記録誌」の「島嶼」とはどの島を指すのですか?**
島嶼記録誌の「島嶼」とは、「青青の島」を指します。
そして「青青の島」とは、私の全ての人生の旅の具現化です。
「あなたの一生は大海の中の島であり、
それぞれの島にはそれぞれの風景があります。
私の島が、青々と茂る島であってほしいと願います。」
人生は様々な巡り合わせの断片で構成されており、生命は長旅です。
もし一人ひとりの一生が島であるならば、同じ島は一つもありません。
だから、私の島が生命力に溢れ、豊かな緑に満ちた「青青の島」であってほしいと願っています。
そして、「島嶼記録誌」はその名の通り、「青青の島」を記録する誌です。旅の中で私が感じ、経験した全てを、島嶼記録誌の名のもとに書き記し、発行します。
原産地/製造方法
台湾
商品説明
商品情報
送料とその他の情報
- 送料
- 支払方法
-
-
クレジットカード決済
-
コンビニ決済
-
d払い
-
銀行ATM振込(Pay-easy決済)
-
Alipay
-
GMO後払い決済
-
クレジットカード決済
- 返品・交換のお知らせ
- 返品・交換のお知らせを見る
- 通報
- この商品を通報








