insectum / オサムシ / 木目込人形

昆虫の木目込オブジェ「insectum（インセクタム）」のオサムシです。 昆虫は世界中に約175万種生息し、デザインの基本とも言われる程の個性的な形、多彩な色で私たちの眼を楽しませてくれます。 その美しさを木目込で表現しようと挑戦した作品です。 伝統的な日本の裂地を生かし少しでもその魅力的世界に近づければと、伝統的な木目込の技術と新しい3Dプリンターの技術を融合させ作り上げました。 胴の下側と脚部は３Ｄプリンターで出力した原型を基に真鍮の鋳造で、胴の上側は3Dプリンター出力した樹脂に直接木目込をして仕上げまております。 モデルとなったオサムシは美しい色彩の種が多く採集の対象になることが多い昆虫です。 標本箱（ドイツ箱）をモデルにした桐のケースは、本体と箱に埋め込まれた磁石で固定され、昆虫標本の様に立てかけて飾ることも出来ます。 （デザイナー　中鉢耕平） サイズ：幅7㎝、奥行6.5㎝、高さ2.5㎝ 材質： 真鍮、ABS樹脂、絹、レジン、鋼線、ネオジム磁石 こちらの人形は江戸木目込人形と同じ技法を使って作ったお人形です。（伝統的工芸品の認定を受けた商品ではございません。） 【江戸木目込人形とは】 １００年以上の歴史をもつ日本の伝統的工芸品。 桐の粉を天然の糊（正麩糊）と混ぜたものを型に入れて成形し、 表面を貝殻から作る胡粉で整え、溝を掘り、西陣織などの絹織物を溝に糊止めして彩る。 同じように胡粉で仕上げた頭や手を取り付けて制作します。 私たち、幸一光（株式会社松崎人形）は1921年創業の東京都足立区にある人形工房です。20代〜70代の幅広い年齢の職人が、一つ一つ手作りでお人形を作っております。 おひな様や五月人形、縁起物やちょっと変わった可愛い人形、インテリアとして飾れる木目込アートなど幅広い作品を手掛けております。