【藍濃道具屋 万年筆 | 日暈シリーズ】
藍濃道具屋が手掛ける初めての万年筆は、雲間から差し込む光の色からインスピレーションを得て、「日暈(ひがさ)」と名付けられました。
カラーは「原(クリア)」「礁(グレー)」「草(グリーン)」「潮(ダークブルー)」「実(パープル)」の5色展開です。
「原」:すべての始まり、そして最初の色彩を象徴しています。
「礁」:台湾の海に浮かぶ岩礁を表現し、安定感のある色合いです。
「草」:豊かさと生産性を象徴する、瑞々しい色彩です。
「潮」:台湾を囲む海の色を映し出す、澄み渡り深い色合いです。
「実」:熟した果実のようなパープルは、甘く芳醇な香りを連想させます。
【インク吸入式万年筆(アイドロッパー式)】
インク吸入式システムは、日本で「滴入式上墨系統」とも呼ばれ、英語ではJapanese Eyedropperと呼ばれています。
かつて資源が乏しかった日本では、ペン軸自体をインクタンクとして使用する吸入システムが開発されました。現代では、数多くの日本製高級万年筆がこの方式を採用しており、日本の高級万年筆の代名詞となっています。
インクを補充する際は、ペン先を外し、スポイトを使ってインクを直接ペン軸に滴下します。当時は旅先でのインク漏れを防ぐため、伸縮可能なピストンが特別に設けられていました。ペン軸の端にあるピストンロッドを締め付けることで、インクタンクとペン先の間の隙間を閉じることができたのです。この密閉機構は、飛行機に乗る際の気圧の急激な変化でもインクが漏れ出さないため、ビジネスパーソンに愛されました。
現代では、このインク吸入式システムは、むしろそのわずかに手間のかかる過程が重要な特徴となっています。ユーザーは、一つ一つのステップを通じて、万年筆とより親密な関係を築き、インクを補充する過程が書くという行為に儀式的な彩りを添えるのです。
【ペン先の違い】
多くの方がペン先の選択肢を見て、「EF、F、M、B、1.4Stub」が何を意味するのか戸惑うことでしょう。ここでは、それぞれの特徴を詳しくご紹介します。
万年筆のペン先は、長年の開発を経て、その設計はすでに完成されています。通常、鋼板を型抜きした後、硬く耐摩耗性に優れたイリジウム合金(イリドスミンとも呼ばれる)を溶接し、最後にインク溝を切り出します。インクは、このインク溝から生じる毛細管現象によってペン先に吸い上げられ、イリドスミンが紙に触れることでインクが紙に導かれ、私たちが書く文字となるのです。「EF、F、M、B、1.4Stub」は、この文字の太さを表しています。
『EF』:約0.3mm、最も細いペン先で、軽快な書き心地が特徴です。
『F』:約0.4mm、細すぎず、漢字を書くのに適しています。
『M』:約0.5mm、中字で、なめらかな書き心地です。
『B』:約0.8mm、太字で、大きな文字を書くのに適しています。
『1.4Stub』:約1mm、平らなペン先で、英文のカリグラフィーに適しています。
【仕様】
- 透明アクリル削り出し
- EF、F、M、B、1.4stubの5種類のペン先から選択可能
- 「潮」「原」「草」「礁」の3色から選択可能
- 藍濃道具屋オリジナルノート(白鷺)が1冊付属(ランダムカラー)
- 重量: 21.8g
- 長さ: 142.2mm
- 直径: 13.7mm








