瓜の甘みと清涼な香り 文山包種

文山包種は、台北の坪林山間部で栽培されており、そのお茶は瓜のような甘い香りと、蘭のような上品な香りが特徴です。すっきりとした味わいの清香型烏龍茶なので、普段あまりお茶を飲まない方にもおすすめです。 【亀時間式ホットティーの淹れ方】 1. ポットを温める：陶器製またはその他のポットに熱湯を注ぎ、約30秒後に湯を捨て、ポットを温めます。 2. 乾いた茶葉の香りを楽しむ：適量の茶葉をポットに入れます（ポットの底が見えなくなる程度に敷き詰めるのが目安。1人分は約7gですが、お好みに合わせて調整してください）。ポットに近づき、熱い蒸気で立ち上る茶葉の香りをゆっくりとお楽しみください。 3. 茶葉を潤す： 烏龍茶は球状に固まっているため、95～100度の熱湯をポットに注ぎ、すぐに湯を捨てます。この工程で茶葉が温まり、後の抽出で茶葉が開きやすくなり、旨味が引き出しやすくなります。 4. 抽出して味わう：熱湯を注ぎ、蓋をして約1分半ほど静置した後、公道杯に注ぎます。2〜3回分の茶湯を公道杯に集め、ブレンドしていただくのがおすすめです。 5. 2煎目以降は、抽出時間を15〜30秒ずつ長くしてください。 *茶葉を潤す工程を含め、合計6～7煎お楽しみいただけます。 陶器製のポットは熱が冷めにくいので、茶葉が広がりやすい空間を保ち、保温にも優れているためおすすめです。 【オフィスでの簡単ティータイム】 1. 茶葉をティーフィルターの底に平らに広げます。 2. ティーフィルターをマグカップにセットします。 3. 給湯室へ移動し、同僚と世間話をしながら、90～95度の熱湯を約350ccゆっくりと注ぎます。 4. 2～3分ほど静置し、茶葉が少し開き、茶湯が黄色に変わったら、ティーフィルターを取り出して、お召し上がりください。 2煎目以降は、抽出時間を1分ずつ長くすると、2〜3煎お楽しみいただけます。 【一晩置くコールドブリュー】 1. 500ccの水に対し、茶葉5gの割合で、茶葉を水筒に入れます。 2. 冷蔵庫に入れ、一晩（約8～10時間）静置します。翌朝、茶葉を濾したら（苦味が出るのを防ぐため）、手軽にお楽しみいただけます。