「たとえかつては全くできなかったことや苦手なことでも、未来では輝きを放つことがある。」
この本は、友人が1993年、7歳のときに描いたイラスト集から生まれました。青と白のキャラクターに、おどけた目と赤い鼻。かつて世界中で愛された「子育てロボット猫」に特別な魅力を感じていた幼き日の記憶と、現代の視覚実験を融合させた興味深い一冊です。
ある日、自宅の本棚を整理していると、偶然にも幼い頃の絵本が姿を現しました。その瞬間、友人の「不朽の名作」を本にしたいという思いが芽生えたのです。再構成と新たな視覚的ページ割りを通じて、7歳で紙媒体に夢中になった可能性を探るとともに、5人の個性豊かなクリエイターを招き、幼少期の「0点のテスト」に関する印象を共有してもらいました。
これは、私たちがお馴染みの「子育てロボット猫」に関する専門書ではありません。また、模倣したイラスト作品集でもありません。ただ、ささやかな幼い頃の画集と視覚的なコンセプトをまとめた一冊の紙媒体です。少量独立出版という形で、見る人の心に幼い日の記録を大切にする気持ちと敬意を呼び起こします。
本書1冊とポストカードブック1冊が含まれます。
Author│ Ke-Chien L. / Ke-Jyun L.
Art Director │Argi Chang
Designer │江昱鴻Yu-Hong Chiang
Curatorial Assistant │ Iris Li
Translator │ Kite Wu
Publish│ 咱誌Let's Zine
Format│ 192ページ日本製厚紙/ 105 x 148 mm / 糸綴じ上製本
Price │ nt.490







