唐啟灃_一体誰が生老病死を発明したのか_香港マカオ限定

著者：唐啟灃 出版社：亮光文化 サイズ：150mm x 210mm ページ数：256ページ ISBN：978-988-8820-67-2 出版日：2023年7月 【内容紹介】 もし選べるなら、私たちは「生老病死」と向き合わずにいられるのでしょうか？ 大人になるにつれて、世の中には固定された答えのない課題が山積していること、合理的な理由のない無常な出来事が多くあること、そして、数多の別れや悲しみは、受け入れるしかなく、涙をこらえながら受け入れ続けるしかないことを、私たちはようやく理解します。 「生」とは、暮らしや生きることとは、一体どのようなものなのでしょうか？ 選べない生を受けた私たちは、選べる人生を手に入れることができるのでしょうか？ 人として生まれ、どのように生きれば「人間らしく生きる」と言えるのでしょうか？ 「老い」とは、老いたらどうすればいいのか、それとも老いてから考えるべきなのでしょうか？ 衰えることの方が恐ろしいのか、それとも老いる機会がないことの方が残酷なのでしょうか？ ある朝目覚め、自分がもう若くないことに気づいた時、カウントダウンの時計は、私たちに無駄にする時間があまり残されていないと告げているのでしょうか？ 「病」とは、世の中がこれほど歪み、空気がウイルスに満ちている今、健康な人は少数なのでしょうか、それとも多数なのでしょうか？ 生まれてすぐに病魔と闘う人もいれば、物心ついた時から心の病と共に生きる人もいます。無常を癒すその薬は、一体どこにあるのでしょうか？ 「死」とは、自然の摂理とはいえ、誰が本当に失うことをあっけらかんと受け入れ、恐怖に真正面から向き合えるのでしょうか？ 生きている人は皆、まだ死を経験していません。一体誰が、この対処しがたい人生の授業を他人に教える資格があるというのでしょうか？ 人は病み、そして老います。無常の中で毅然と立ち向かうことができれば、それはこの生を無駄にしなかったと言えるでしょう。人は生まれ、そして死にます。その過程で精一杯生きたのなら、それは功徳が円満に満たされたと言えるでしょう。 この本は、生老病死に直面し、途方に暮れているあなたへ贈ります。 さあ、恐れないで。共に勇気を分かち合い、生と死を超えていきましょう。 【著者紹介】 男性／ ミルクティー／ 香港人／ シャツと革靴／ 良心に従って生きる／ 自分に忠実／ 山羊座／ 言葉／ 私／ 文章創作の道において、 深い文学的基礎があるわけでもなく、 世に広く知られた著作があるわけでもありません。 ただ、純粋な「好き」があるだけです。 しかし、この華やかな時代に心底から好きなことを見つけられるのは、純粋な幸福なのです。