妖刀《烏戾鬪樂》
この妖刀はかつて、竜と吸血鬼が支配する世界を彷徨っていたという。
支配階級にあった彼ら二種族は、なぜか皆この刀に一目置いていたというが、
竜も吸血鬼もいないこの世界で、果たしてどのような物語を紡ぐのだろうか。
複数の写真をご参照いただけます。
この刀は柄が広く、全体の形はやや太く厚みがあります。
現在、指定封印の対象ですが、将来的に魔剣匠自身の装備となる可能性もございます。
素材が持つ本来の隙間を銅で埋めることで、
新たな質感と、無欲から生まれる「侘寂」が表現されました。
補修部分は完成当初、金色に輝く木目を見せていました。
サイズ:全長 98cm、柄の長さ約 30cm
剣材:東アフリカ黒檀 (紫光檀) 現在、絶滅危惧種に分類されるべき木材
時が経つにつれて、色はさらに深く黒へと変化します。
撮影時は完成したばかりで、まだ最も黒い状態には至っていません。
大まかには、写真よりもさらに黒くなり、
かすかに紫光を帯びた純黒に近い、どこか魔性を秘めた木目を持つ妖刀へと姿を変えるでしょう。
東アフリカ黒檀は、現存する木材の中でも特に重硬な種類に分類され、深い紫褐色からほぼ黒に近い色合いを持ちます。滑らかで緻密、木目は稀少で、油分を豊富に含みます。材を得ることが難しいことで知られ、「十檀九空」と称されるほどで、加工時の工具の消耗も激しいのが特徴です。その木目は明確でありながら変化に富み、「帝王の木」とも呼ばれています。
魔剣匠:游辰遠 (YCY) 作
本作品はその芸術的表現ゆえに、ある程度の鋭利さを持ち合わせております。保管および取り扱いには十分ご注意ください。
魔剣を手にすることは、心を和ませ、精神を正すことにも通じます。
心性が空虚になりがちな余暇に手に取り愛でることで、心の奥底に眠る有機的な息吹、ひらめきが呼び覚まされることでしょう。






