粉引カップ

https://live.staticflickr.com/65535/54829306913_17f71b9bd7_b.jpg 粉引をベースに灰釉を施し、鉄分を豊富に含んだ土と組み合わせました。 釉薬の表面は、柔らかな霧がかったような灰青色を呈し、繊細な貫入（ひび割れ）が見られます。 釉薬の下からは、鉄斑と流れるような痕跡が透けて見えます。 釉色は青みがかったマットな質感です。 Ø 7.5 H 8.3 D7.2 cm 120 ml （9分目まで入れた場合） https://live.staticflickr.com/65535/54829291734_26293f915a_b.jpg https://live.staticflickr.com/65535/54829045081_fb52d5de0f_b.jpg https://live.staticflickr.com/65535/54829306888_f98544ee9b_b.jpg https://live.staticflickr.com/65535/54828196417_ab20b375e0_b.jpg https://live.staticflickr.com/65535/54828196427_349ccd10fa_b.jpg https://live.staticflickr.com/65535/54829045056_87f587dd36_b.jpg https://live.staticflickr.com/65535/54829291664_f17a20620d_b.jpg https://live.staticflickr.com/65535/54829306868_6b21f5304f_b.jpg 陶器のお手入れ方法 器は日々の使用の中で、少しずつ表情を変えていきます。 長くご愛用いただくために、いくつかご注意いただきたい点がございます。 ・直火、オーブン、電子レンジでのご使用はできません。 ・ご使用前に器を十分に水に浸し、乾いた布で拭いてからお料理を盛り付けることをおすすめします。これにより、汁気や油分が染み込みにくくなります。 ・ご使用後は、できるだけ早く洗浄し、乾燥させてください。 ・中性洗剤と柔らかいスポンジでの洗浄をおすすめします。 ・食器洗い乾燥機をご使用の際は、運転中の振動や器同士の接触による破損を防ぐため、しっかりと固定してください。 ・ご使用後、表面に細かなひび割れ（貫入）が生じることがありますが、これは釉薬の特性による正常な変化です。 ・初めてご使用になる際は、米のとぎ汁を鍋に入れ、鍋底にペーパータオルを敷き、器を完全に浸します。弱火で20分煮た後、冷ましてください。米のでんぷんが陶器表面の細孔をしっかりと埋め、後々の食材の染み込みや匂い移りを防ぎます。器をしばらく使用した後も、上記の手順で繰り返しお手入れが可能です。 陶器の梱包について 私たちは、緩衝材と段ボール箱を用いた丁寧な梱包でお届けします。贈り物にも、ご自身への特別な一品としても最適です。 マルシェなどのイベントでは、可能な限り紙製の包装を心がけ、資材の再利用にも取り組んでいます。マイバッグのご持参も歓迎いたします。郵送の際は、陶器が安全に届くことを最優先に、厳重な梱包を選んでおります。これらの梱包材も、ぜひ再利用していただけると幸いです。 https://live.staticflickr.com/65535/50955599237_526146f1af_b.jpg https://live.staticflickr.com/65535/52123663078_a35f33e41c_b.jpg 山 棲 | 土の器 私たちにとって「丁寧に暮らす」ことの締めくくりは、美味しい食事で一日を終えること。良い器に料理を盛り付け、食後に一杯のお茶を淹れ、肌寒い日には温かいお酒を愉しむ。そうした日々の積み重ねが、生活に彩りを添え、器たちはかけがえのない存在となっていきます。 生活の中で使う器を眺めるうちに、「いっそ自分たちで陶芸を始めてみよう」という想いが芽生えました。 私たちが作りたいのは、陶器本来の素朴な表情を大切にした器です。手に取るとじんわりと温かく、ちょうど良い重さ。器に映し出されるのは、それぞれのライフスタイルです。例えば、使い慣れた茶渋の残る急須でお茶を淹れたり、白い湯呑みが繰り返し使われるうちに貫入に茶色が染み込んだり、生成りの浅皿に鮮やかな緑の炒め野菜を添えたり、マットな黒い碗にご飯を盛るとより一層輝いて見えたり、山形の碗にはちょうど良い量のデザートを盛り付けたり。 日々の暮らしに寄り添い、長く愛用できる、あなたにとっての特別な器をここで見つけてください。