ミャンマー タロン咒珠-111個（長さ82cm）

この108珠の数珠は、3つの要素から構成されています。 1. マンダレーの倒壊した仏塔から出土した、穴の開いた咒珠108個。 平均直径は0.9〜0.95cmの間で、数珠の形をしたタロン咒珠です。酸化皮膜は洗浄除去されています。 銅合金製の咒珠には金が含まれていますが、その割合は高くありません。 精錬時には辰砂を加えて溶錬されます。 撮影時は珠体が輝かしい黄色ですが、使用しないと酸化して暗くなります。 塔と共に出土した遺物から判断すると、年代は18〜19世紀と思われます。 この種の数珠型咒珠は、通常108個が連なった形で塔に納められていました。塔の内部は湿気が多いため、元の紐はしばしば酸化分解して切れていました。 2. 黒く輝くスペーサービーズ3個。これはすでに採掘が終了した、タイのワット・タムカオラエ寺院のルアンポー・ポム師が2557年に作ったレクライ（ニッケル鉱石）の数珠です。 3. 親珠の頭部とその下がり。 これは、底幅2cmの幾何学模様が施されたミャンマー銅合金製塔型タロン咒珠2個を組み合わせて接着した球状の咒珠です。 これら上記の遺物を繋ぎ合わせた108珠の長数珠。 長さは82cmです。