【達墨克手作】薪窯白磁ネックレス - 舟の目no.01

————————————————————— 蘭嶼での生活の中で、この土地から素材をいただいています。山に土を採りに行くところから、製品の焼成まで、すべて手作業で行っています。この小さな蘭嶼の一部を、あなたのそばに置いていただければ幸いです。 ————————————————————— |舟の目| 「舟の目」は、タオ族の最も象徴的なモチーフです。これは、アブと呼ばれるタオ族の伝統的な手漕ぎ漁船（タオ語で「チヌリクラン」）の両側に描かれ、魔除け、安全祈願、そして道標としての意味を持ちます。モチーフは中央の円から太陽の光のように放射状に広がり、海の道を明るく照らし、漁に出た人々を無事に家へと導きますと信じられています。 私たちはこの世界に生きており、アブが大海原を漂うように、広大で果てしない海に浮かんでいます。アブを造る若者が減る中で、彼らは「舟の目」を体に彫ったり、首にかけたりして、人生の道中で迷わないことを願っています。 |この作品について| この「舟の目」ネックレスは、日本の白磁を使用し、薪窯で焼成されています。作品には一切釉薬を施していません。「舟の目」たちが窯に入れられた後、天然の薪を燃料として焼かれ、炎と共に舞い落ちる灰が、もともと純白だった磁器の表面に様々な表情で付着します。千二百度を超える高温の炎がそれらをゆっくりと溶かし、独特の炎の跡や灰の肌理を形成します。焼き上がった磁器の表面は、温かく繊細で、まるで海の真珠のような輝きを放ちます。 |紐のご紹介| ワックスコード：通常、水に濡らしたり、強い日差しに長時間さらしたりしなければ問題ありません。頻繁に水に触れると、時間が経つにつれて毛羽立ち、変色、体臭の吸着といった問題が生じる可能性がありますが、強度は変わりません。もしご面倒でなければ、返送いただくか、お会いする機会があれば無料で交換いたします。気にならないようでしたら、このままで結構です。写真と選べる色は以下の通りです。 https://live.staticflickr.com/65535/53473207643_3615039195.jpg 手編み紐：ワックス加工された紐で、頻繁に水に触れる方（サーフィン、フリーダイビングなどのウォータースポーツ）や、よく日差しを浴びる方に適しています。この手編み紐は、時間が経つにつれてワックスが落ちると、より柔らかくなりますが、毛羽立ちの問題はありません（もし毛羽立った場合は、ライターで軽く炙ると良いでしょう）。比較的メンテナンスが簡単です。写真と選べる色は以下の通りです。 https://live.staticflickr.com/65535/53473373989_cc1da7b833.jpg 紐の長さ（65cm - 70cm）は、どちらの素材も自由に調整可能です。長さを調整する際は、紐が緩まないよう、結び目の部分を持って調整してください。 |ご購入にあたって| 1.当店の作品はすべて一点物の手作りであり、独特の手触りや痕跡を大切にしています。 2.ワックスコード、手編み紐ともに、洗剤や熱すぎるお湯との接触はなるべく避けてください。長期間着用すると摩耗が進むため、定期的な交換をおすすめします。 3.一つ一つの作品は、当店が心を込めて制作しています。陶器製品は耐水性、耐酸性に優れ、色褪せしませんが、衝撃には弱いため、ご購入後は丁寧にお取り扱いください。 4.蘭嶼と台湾本島間の交通は容易ではありません。天候不順により船便や飛行機が欠航し、発送ができない場合は、何卒ご理解ください。 5.作品を発送する際は、破損防止のため丁寧に梱包いたします。トラブルを避けるため、開封の際は必ず動画を撮影してください。 6.ご購入前後にご不明な点がございましたら、お気軽にメッセージでお問い合わせください。蘭嶼に関する事柄についてご興味がありましたら、いつでも歓迎いたします。