東洋の曲線美 × 植物タンニンなめし革 2WAY クラシックホーボーバッグ 延長ストラップ付き ブラウン

宋代の古典的な器「玉壺春瓶」からインスピレーションを得て、その「長い首、膨らんだ胴体」の優美なラインを、日常使いできるバッグのデザインへと昇華させました。東洋の美意識と現代の実用性を融合させたホーボーショルダーバッグです。 全体には水染め植物タンニンなめしの自然なシボ感のある牛革を使用しており、柔らかな手触りで、表面には自然なシワと光沢があります。使い込むほどに味わいが増していきます。ヴィンテージ加工を施した金具と合わせることで、細部までこだわりを感じさせながらも主張しすぎないデザインです。 ▍2WAY 調節可能なデザイン すべてのバッグに延長ストラップが付属しており、「肩掛け」と「斜め掛け」の2通りの持ち方を自由に切り替えられます。普段使いからちょっとしたお出かけまで、様々なシーンで活躍します。 👜 サイズとストラップ情報: ・Sサイズ | 190 × 245 × 115mm | 約516g - 肩掛け時の長さ: 40～54cm - 延長ストラップ使用時: 99～113cm ・Lサイズ | 240 × 275 × 115mm | 約566g - 肩掛け時の長さ: 38～48cm - 延長ストラップ使用時: 97～107cm ・カラー: ブラウン 🎒内部の収納: ファスナーポケットとオープンポケットがあり、小物を整理して収納できます。 🧵裏地はコットン素材です（裏地の色は生産ロットにより異なりますので、ご了承ください） — このバッグは「緩急」のデザイン哲学を体現しています。肩掛け時には自然に体にフィットし、斜め掛け時には軽やかで自由な印象を与えます。しなやかさの中に強さがあり、リラックスしながらも整然とした佇まいです。 日常に寄り添いながら、個人のセンスを際立たせるレザーバッグの逸品。上質さと細部にこだわるあなたにおすすめです。 1. 素材の選定 「切線派」で現在使用している牛革は、すべてイタリア産のAランク多脂植物タンニンなめし革です。天然素材であり、製革工場が革へのダメージが少ない植物タンニンなめし製法を採用しているため、革の表面には避けられない「傷」や「シワ」、「血筋」などが少量見られます。裁断時には、これらをできるだけ避けたり、製品の目立たない部分や力がかからない部分に配置するようにしています。 2. 純粋な手縫い 当社の製品はミシンを使用せず、すべて手縫いで製作しています。縫製前には、特殊な菱目打ちで革に縫い穴を開ける必要があり、そうすることで初めて美しい波状の縫い目効果が得られます。これはミシン縫いとの違いでもあります。これにより革製品の製造時間は大幅に増加しますが、これも革職人が革製品に魂と温かい手触りを与える重要な工程です。 3. 純粋な手作業によるコバ磨き 製品が完成する前に、コバ（革の断面）を磨き、仕上げます。コバを滑らかで丸く、自然に見せるため、「切線派」独自のコバ仕上げ方法があります。まず、サンドペーパーでコバの鋭利な部分を繰り返し滑らかに磨き、次にコバ液を塗ってコバを平らに見せます。これを2〜3回繰り返した後、コバワックスを塗り、磨き棒でコバが滑らかになるまで繰り返し磨きます。 4. 手染め革 「切線派」の手染め製品には、現在アメリカから輸入したFiebing'sのレザーアルコール染料を使用しています。均一で自然な染色にするため、まず革の表面を水で湿らせ、スポンジで染料を何度も、薄い色から濃い色へと、求める色になるまで塗布します。乾燥後には色止め剤を塗布し、色堅牢度を高めます。さらに、水で革の表面を拭き、表面のホコリを取り除き、色をより均一にします。 純粋な手染めのため、バッグごとに色のニュアンスがわずかに異なり、すべてが一点ものです。