【ホリデーセール】2025年秋季号

#ホリデー特別パッケージ 【香港地域限定】 **クリスマス前のお届けをご希望の場合は、12月19日までにオンラインでのご注文手続きを完了してください。** -- 今号の概要： Geo、それは地質学（Geology）であり、地理学（Geography）である。 香港の「地質」は、いかにして香港という都市の「質感」を形成したのか？ かつて「不毛の岩」と形容された香港は、一体何によって大都市を築き上げたのだろうか？ 百年前から大量に採掘された石材で、花崗岩の都市を築き上げ、 都市の様々な場所に隠された境界石は、静かに歴史の変遷を記録し、 山腹を切り開き平地を作り、石で擁壁を築き、道を開き、建物を建て、 小さな丘を平らにし、人口密度の高いコミュニティに変え、 多様な鉱物資源が産業を促進し、村落を形成し、 不毛の石の上に、木を植え花を育て、緑豊かな郊外公園を育んできた...... 香港の物語を、もし一つの石から語り始めたら、何が違うだろう？ Let’s Rediscover the Hong Kong Stone Age..... -- **付録： 「香港裏山楽園」手描きイラストマップ 裏山小径（Backyard Trails）とは、市街地と郊外の間に広がる緑地帯を指します。住民がストレスを解消し、心身の健康を向上させる秘密基地であるだけでなく、地域社会を共に創造する活力を示しています。「就係香港」は、自然保護活動に尽力するParks and Trailsと提携し、イラストレーターの猫珊を招き、イラストマップを制作しました。このマップで、香港各地の裏山に隠された人々の物語を一緒に探求しましょう。 今号の注目コンテンツ： REmember// 維城の始まり、花崗岩の都 開港当初、家屋や様々なインフラ建設には、香港産の花崗岩が大量に使用され、まるで「花崗岩の都」のようでした。今日の香港には、異なる時代に花崗岩で建てられた建物が今も残されており、百年以上の風雪に耐えながらも、その堅固な特性は変わっていません。 REmark// 石を境界とし、香港を定義する 香港はアジアで最も境界石が密集している都市の一つですが、境界石は最も沈黙した歴史の痕跡でもあります。この都市には一体いくつの境界石が存在するのでしょうか？そのうち、どれだけが未発見で、あるいは都市開発の中に埋もれてしまったのでしょうか？境界石には、この都市のどのような変化が記録されているのでしょうか？ REmove// 山を移し地を変える、山を見ても山ではない 現在、各地域に広がる公共住宅団地や様々な公共施設の多くは、元々あった小さな丘を移して改造されたものですが、変化の速度と規模があまりにも速く大きいため、かつては小さな丘だらけだった元の姿を想像することは困難です。 REmind// 都市の中の丘、風景の図式 都市を歩くと、隠れた「都市の中の丘」がますます多く見つかります。標高100〜200メートルの小さな山々は、まるで独立した存在のように、大きな山々とは繋がっていません。今号では、「生活営造」チームを招き、九龍の15の小さな山の風景図式を解き明かしてもらいます。 REveal// 聖山はいかにして孤島と化したか——宋王臺 九龍城と啓徳区を結ぶ歩行者用トンネルの上、交通量の多い車道の間に挟まれた宋皇臺花園には、かつて「聖山」にそびえ立っていた巨石が立っています。それは過去に崇められた神聖な象徴であるだけでなく、800年前の宋代香港の歴史的痕跡を記録しています。 REtain// 石壁に木々 香港島の「山城」を散策すると、垂直に積まれた石積みの擁壁の表面に石壁樹が広がり、あるいは壁の隙間に入り込んでいるのをしばしば見かけます。これらは計り知れない生命力を示しています。香港の石壁は、その形態が多様であるだけでなく、初期の「山城」開拓の過程をも証言しています。 REdiscover// 香港郊外公園前史——From Barren Rock to Green Park 19世紀の香港は「不毛の岩」と形容されました。しかしその後、山と石だらけのこの小さな場所は、いかにして徐々に花や木々を咲かせ、植物公園を築き上げたのでしょうか？また、貯水池の集水域に広く植林し、後の郊外公園を発展させたのでしょうか？ その他の注目コンテンツ： REtell// 消失と存在の間——宋王臺の再建 聖山は消失し、宋王臺の石の3分の1は残されましたが、元の場所から300フィート離れてしまいました。8世紀にわたる歴史的空間を、どのような方法で繋ぐことができるでしょうか？建築家/アーティストの許慕義と孫彦は、宋王臺の石のデジタル景観を再建することで、上記の問いを考察する異なる視点と方法を提示します。 REsources// 鉱業の青写真 HK Mine Mapping 19世紀には、地元の石材採掘業が大量に採掘・輸出され、他の鉱物も20世紀に次々と採掘されました。70年代以降、地元の鉱業は徐々に衰退しましたが、かつての鉱産物の青写真は異なる地域に残り、消し去ることのできない都市の記憶の一部となっています。 REmains// 馬鞍山——鉱山村からニュータウンへ 馬鞍山の起伏に富んだ山々の下には、数千人が共に開拓した鉱山があり、近年は繁栄するニュータウンへと変貌しました。山の上と下が織りなす300年以上にわたる歴史。辺鄙な荒野の鉱山村から、現在の賑やかなニュータウンへと、馬鞍山はどのように歩んできたのでしょうか？ REconnect// 石壁樹コミュニティ 地元アーティストの鄧啟耀は、作品の中で香港の都市景観を探求し、景色の背後にある植民地化、都市化、そして歴史的出来事が地域の景観に与えた変化を表現してきました。今回は、中環の城隍街と湾仔の東美花園の石壁樹を通して、自然とコミュニティの繋がりを表現します。 ISBN:978-988-74818-8-1 定価:HK$180 印刷制作地:香港 出版日:9月下旬 -- オンラインストア秋季号限定特典： ご注文ごとに「1870年代香港山海地図」ポストカード1枚をプレゼント（4色の中からランダムで1枚） 1874年にイタリア人宣教師Simeone Volonteri (1831–1904) が中国に来た際に描いた香港島と九龍半島の地形図で、当時の香港と九龍が主に丘陵地帯であった地形が描かれています。（数量限定、なくなり次第終了）