Xiangcheng 珍奇櫃斗方

2018年からお客様への新年の贈り物としてポチ袋を制作し始めて、今年で5年目になります。毎年、驚きに満ちた美しいデザインをお届けしてきました。今年はさらに高級アート紙と手作業での金箔押しを採用しています。 アンティークジュエリーショップとして、私たちのポチ袋のデザインは、ヨーロッパのアンティーク珍奇櫃からインスピレーションを得ています。ブランドデザイナーが手描きでデザインし、たくさんの珍しいオブジェが隠された遊び心あふれるものになっています。制作面では、一枚一枚手作業で貼り合わせ、手作業で金箔押しを施しています。春聯（旧正月の飾りの対句）は金箔押しと黒箔押しを組み合わせ、まるで本物の墨跡のような質感に仕上がっています。紙材には、フランスのシャンゼリゼ紙325ポンドという輸入アート紙を贅沢に使用し、しっかりとした厚みとアート紙ならではの優れた美しさを兼ね備えています。（別途、斗方とポチ袋のセットも販売しています） ここで、制作過程のちょっとした話をお話ししたいと思います。 今年は市場に出回る画一的な真っ赤な紙ではなく、彩度の低い赤色の紙を特別に選びました。飽きのこない特色ある色で、一目見て並々ならぬ存在感を放っています。 しかし、制作過程で思いもよらぬ困難に直面しました。珍奇櫃のイラストの線が非常に繊細で、経験の浅い金箔職人では基本的に箔押しができないのです。もう一つの難しさは、私たちのポチ袋が非常に特別な彩度の低いオレンジレッドを採用していることです。紙の毛穴が細かく、光を当てるとわずかに反射する性質があるため、どの金箔も紙の色に負けてしまいます。最終的には、もともと緑色のポチ袋用に設定していた銀箔を赤色のポチ袋に使うことになりました。では、緑色のポチ袋はどうするのか？オーナーは危うく、両方の色のポチ袋に銀箔を施すことで妥協しそうになりました。すると、金箔工場の担当者が困った顔をして私を止め、「しかし、お正月用のポチ袋に銀箔を使う人はいませんよ。縁起が悪い！」と言いました。そして、80歳を超える工場長を呼び出し、金箔見本帳には載っていない品番のロールを取り出し、「あなたのデザインには、この金箔を使うと高級感が出ます。これは普段、あるブランドが高級化粧品のパッケージに使っているものです。試してみてください！」と言いました。金箔を押してみると、工場長の意見に完全に納得しました。経験豊富な老舗の金箔工場を紹介してもらえて本当に良かったです。この作品を完成させる技術的な難易度は本当に高かったのですが、完成品は私の心の中のイメージにさらに近づきました。 これまでのファンの皆様からのフィードバックによると、Xiangchengのポチ袋は、人に贈れば非常に喜ばれ、自分用にも見ていて楽しい作品であり、Xiangchengの自信作です。私たちは印刷物の制作とアンティークジュエリーの選定において、同様のこだわりと厳選をしています。 【こちらの商品は斗方単品の販売です。別途、斗方とポチ袋のセットも販売しています】 【斗方】 素材：Les Naturals - フランス再生シャンゼリゼ紙 325ポンド、手作業による金箔押しと黒箔押し サイズ：18x18cm（手作業のため、多少の誤差が生じます） 【送料】 台湾国内は送料無料、その他の国への送料は100元です。