ミャンマーの仏塔聖物 – 18-19世紀 触地印仏陀 – 高さ17.3cm、底幅7.8cm

ミャンマーのマンダレー地方の崩壊した仏塔から出土した仏像です。 仏陀が触地降魔印を結んだ姿をしています。 年代は18-19世紀頃と思われます（台湾へ持ち帰った美術商は、もっと古い年代であると考えていますが）。 しかし、長年文物を扱ってきた経験から、控えめに少し低く見積もる方が良いと判断しました。 仏像の底部の封泥は完全な状態です。 銅合金製。 総高17.3cm、底幅7.8cm。 外観は2度のクリーニングが施されています。 ミャンマーで出土した際、現地で一度清掃され、 銅仏に付着していたセメントのように硬い土塊の大部分が取り除かれました。 台湾に戻った後、2度目のクリーニングが行われました。 現在は香油が塗られ、供養されています。 ************************* ミャンマーは文化財の輸出を規制している国です。 骨董品や文化財の国外持ち出しは禁止されています。 仏像やダーロンの真言珠のような金属製の文物は、国外への持ち出しが許可されていません！ そのため、台湾でこれらの文物を目にし、購入できるのは、 文物商が特別なルートを通じて台湾に持ち帰ったものです。