妖刀《俟明》
かつて、世界の終末の前に夜明けを待つ、と誰かが言いました。
この刀は、個人の心の中の一瞬の終末の前に、
寄り添い、待つという感覚をもたらすかもしれません。
複数の写真で切り替えてご参照いただけます。
時間とともに色はさらに黒く変化します。
撮影時は完成直後で、まだ最も黒い状態には変貌していませんでした。
おおよそ、現在の写真よりもさらに黒くなり、
わずかに紫の光を帯びた、ほぼ純粋な黒で、かすかに魔性めいた木目を持つ妖刀へと姿を変えます。
全長 28.2 cm、幅 3.9 cm
剣材:東アフリカ黒檀(紫光檀)現在、絶滅危惧種に分類されるべき木材
素材本来の隙間を銅で補修することで、
また異なる質感と、無欲から生まれる侘び寂びが派生しました。
補修箇所は完成直後、金色に輝く木目を現します。
東アフリカ黒檀は、現在最も重く硬い木材に分類され、深い紫褐色からほぼ黒色の色合いを持ち、滑らかで緻密、木目が少なく、油分が豊富です。材料の入手が困難なことで知られ、「十檀九空」(十本の黒檀のうち九本は空洞である)と称され、工具の消耗も激しいですが、木目は鮮明で変化に富み、「帝王の木」と呼ばれています。
この作品は芸術的表現のため、多少の鋭利さがありますので、適切に保管し、お取り扱いください。
魔剣匠:游辰遠(YCY)作
魔剣を一本持つことは、心を和ませ、心を正すことができます。
心が空虚な暇な時に手に取って弄ぶことで、心の奥底にあるわずかな有機性、わずかな霊感を呼び覚ますことができるでしょう。

