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著者:林夕
サイズ:140mm x 210mm
ページ数:288ページ
出版日:2022年12月
ISBN:9786269693405
【内容紹介】
【「十方一念」蔵書票1枚入り(ランダム、9cm X 14cm)】
林夕先生が最も愛する詩集!
これらは詩なのか?
詩です。視覚効果のある、詩の中に絵があり、絵の中に詩があるような作品です。林夕が高校時代から夢中になった現代詩であり、作詞家としてのキャリアをスタートさせた後も、現代詩の特質を歌詞に浸透させることを忘れず、時には王菲の「顔」や「催眠」のように、歌詞を白話詩として書くこともありました。まさに「詩事は終わったが、情詩はまだ終わっていない」と言えるでしょう。
この『十方一念』は、歌詞を書く際に音符、旋律構造、段落、歌いやすさといった制約を忘れ、感情、想像、悟りのプロセスが脳内で波のように押し寄せ、混沌の中に秩序が生まれるようです。
そのため、規範と引き換えに安心感を得るのが常識であるこの世界において、これらの行分けされた文字に正式な名前を与えるためには、二つの選択肢があります。
一つは、「歌詞解放体」。
もう一つは、「思考線記録」。
今回の限定版の装丁は、文字が醸し出す詩情を渦のようなデザインで表現し、わずかに透けるミカエル紙に印刷することで、風が起きてカーテンがはためくような効果を生み出しています。裸背上製本の繊細さを際立たせ、「十方世界三千が一念に」という、目に見えるものと見えないものの間の真実を描き出しています。
『十方一念』、林夕が最も愛する詩(唯一無二の存在)。読者の皆様を、歌詞の世界を超えて、最も洗練された言葉の天地へと誘います。
拾荒。十年
いわゆるゴミとは
残された価値とは
多くの秘密を隠した私生児を探し出すこと
私たちもまた、拾荒の人生を送っているのではないか
毎日腰をかがめ、頭を垂れては道に捨てられたものを拾い集めるように
包装紙から
他人の生活の出来事を推測し
自分自身の意味と照らし合わせる
一片の炭の中から黄金を見出すように
積み重ねられた言葉
人生に何度もないと言われる十年
十年前
理解できなかった一つ一つの言葉が
十年後
見たくない事柄に変わる
一念のゴミが
一念の宝に
転じることで詩となる
それもまた、この世の常
【著者紹介】
林夕
香港大学文学部卒業(翻訳専攻)。香港大学中国文学科助手、快報編集者、アジアテレビ番組部創作主任/番組部副経理、音楽工場創作総監/総経理、商業電台広告創作及製作部主管/商業電台創作顧問/商業電台顧問を歴任。現在、専業作家。
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