2024手帳 昼夜

**はじめに** 時が経つのは早く、また一年が過ぎ去りました。2022年はいかがお過ごしでしたでしょうか？ 年月は風のように、そっと吹くと、あっという間に過ぎ去り、まるで何の痕跡も残さないかのようです。年を重ねるごとに、時間の流れはますます速くなり、今年何があったのかも覚えていないうちに、もう来年が来てしまいます。私たちは懸命に生きていますが、生活の中に何も残せていないように感じます。 人生は短いようで、しかし終点は遠いものです。私たちにとって、それぞれの昼と夜はかけがえのないものであり、昼間に起こった出来事や夜に考えたことすべてが、人生の重要なパズルのピースとなります。 吉光片羽は「昼夜」手帳を発売いたします。2023年を迎えられる皆様が、ご自身の生活のすべてを記録し、歳月が風のように私たちの人生を吹き抜け、そして水のように私たちの心に深く沈殿していくことを願っています。 **白昼 (Dawn)** もしかしたら、あなたはこのような感覚を覚えたことはありませんか？生活はとても忙しいのに、その忙しさの後には何が起こったのか思い出せず、まるで無駄に一日を過ごしたかのように感じるのです。 「白昼」手帳を通して、毎日起こったことや出会った人々を記録していただきたいと願っています。そして、この手帳が、期待すべき日々を記し、生活には困難な部分もあるかもしれませんが、美しいものも少なくないことを思い出させてくれることを願っています。あなたがご自身の人生の太陽となり、輝きを放つことができますように。 **黒夜 (Moon tise)** もしかしたら、あなたはこのような夜を過ごしたことはありませんか？眠りが必要だと分かっているのに、頭の中では思考が止まらず、過去の記憶に容赦なく浸ったり、未来への不安が押し寄せたりするのです。 「静夜」手帳を通して、ご自身の様々な感情を記録していただきたいと願っています。どの感情も意味を持つものですから、記録することで後日見返すことができます。そして、この「静夜」手帳が静かな月となり、あなたがゆっくりと感情を書き記す際に、心を安らかに包み込んでくれることを願っています。