19世紀日本の東密法具「独鈷杵」と、西アジアのアンティークビーズネックレス（チェーンの長さ80cm）

海外のコレクターから譲り受けたものです。 コレクターによると、江戸時代（1603年～1867年、17世紀から19世紀初期）のものと紹介されていました。 中国の王朝で言えば、明末期から清朝中期にあたります。 江戸時代の独鈷杵は、 基本的に150年から420年の歴史を持つことになります。 長年骨董品を扱ってきましたが、それでも念のため、やや控えめに年代を見積もり、 19世紀のものと位置付けています。 百年以上の歴史を持つ宗教的な品として、より適切であると考えます。 杵の全長は11.6cmです。 真鍮合金製で、 手作業で彫刻され、丁寧に仕上げられています。 実際に長年使われてきた、特別な金剛乗の法具です。 日本の東密法具であるこの独鈷杵の中央部には、 しばしば4つの円形の眼が刻まれています。 この4つの眼は、大日如来の4つの眼を表し、 あらゆる魔障を降伏させると言われています。 ステンレス製のチェーンに通し、 西アジアの蜂の巣15眼文様アンティークビーズと組み合わせています。 チェーンの長さは80cmです。 独鈷杵はいつでも取り外して手に持ち、修法に用いることができます。 西アジアのアンティークビーズも単独で身につけることが可能です。 10000-114.07.01