フルートシャンパングラスの第六弾、とりあえずの最終段ということで、飲料の色を第一に考えた「平透かし菊繋ぎ」を作ろうと思いました。
平透かし菊繋ぎのデザイン自体はロックグラスの時に考案したものなので、それをフルートシャンパングラスのサイズにリデザインしてカットしました。
カットで色を透かす方法も他のデザインでやりましたが、カットの上からだと少しモザイク状に見えるということもあり、真にお酒の色を楽しめる工夫のロックグラスを開発しなければと思ったのがこのデザインの発祥です。
モザイク状じゃなく、完全にクリアに見せるには
・平でグラスの側面を平らに擦る
・カーブのかかった刃で側面を丸く擦る
の2つの方法しかないと思いました。
その2つの方法のメリットとデメリットを洗い出し、比較検討した結果、平(ひら)という平らな刃でグラスの下部を大きく擦っています。
デザインがオリジナル寄りになり過ぎないように上部は伝統的な文様である菊繋ぎをぐるりと一周削り、輪で締めることで伝統的な切子らしさを演出しました。
また完全に帯状にカットするのではなく、平の透かしの谷間に菊繋ぎの交点を少しはみ出させて、一体感が出るように調整しました。
色被せの部分をほとんどクリアにしてしまう分、それだけ作業工数が他の製品よりかなりかかっております。
値段は比較的高くなっておりますが、それに見合うだけの価値はあるかと思います。
菊繋ぎの菊は長寿、無病息災、邪気払い、高貴、高潔などの意味が込められた非常に縁起の良いものです。 菊繋ぎが入った作品はどれも高級感漂う一品となっております。
菊繋ぎは努力だけではカットすることの出来ないセンスの部分も必要なカットです。
非常に難しいこの文様は経験を積んできた江戸切子職人でないとカットすることができないので、その証明でもあります。
高級感漂うこの特別なグラスを自分用、贈り物、祝い事などにご検討頂ければ幸いです。
当工房の切子は江戸切子の伝統的な手法である「手磨き」というガラスの強度が保たれて高品質に仕上がる技術を用いて磨いています。
一方、世の中には「酸磨き」という酸にガラスを浸けてガラス全体をボロボロに溶かしながら磨くものもございます。
酸磨きのものは傷が付きやすく、色が落ちる可能性があるなどのデメリットがありますが、工数を抑えて値段を安く販売できて売れ行きがよくなるので、多くの工房や作家が酸磨きを行っております。
当工房の切子はカット面を1本ずつ研磨して磨いておりますので、ガラス本来の強度は失われておらず、洗剤やたわしでゴシゴシ洗って頂いても構いません。
熱湯、電子レンジ、食器洗い機は他のガラス製品と同じように使用できませんのでご注意ください。
取り扱い方については工房のホームページにて詳しく解説しております。
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