明芽窯｜薪窯 アメリカ黒土 彫り模様 硯滴 小水滴 陶器 手作り H3

硯滴（すいてき）は、水滴や書滴とも呼ばれ、墨を磨るための水を蓄える器です。 手作業で丁寧に作られた硯滴は、繊細で優雅な佇まい。 アメリカ黒土の持つ独特の黒色が、さらに深みのある文学的な雰囲気を醸し出します。 https://live.staticflickr.com/853/41783129030_24c11ae178_b.jpg 手びねりから釉薬、そして焼成に至るまで 私たちの作品はすべて手作業で生み出されています。 一点物の工芸品のような完璧さはないかもしれませんが、 そこには作り手の素朴な創作の軌跡と、温かい手触りが宿っています。 それぞれの作品が持つ唯一無二の表情こそが、陶器の最も魅力的な部分なのです。 製造地：台湾/花蓮 https://live.staticflickr.com/65535/50056938642_a49dc61e15_b.jpg **薪窯焼成について** 『薪窯焼成』は、木材を燃料とし、1200℃以上の高温で焼成する伝統的な技法です。 薪の炎が直接素地に与える「火痕」や、燃焼後の薪の灰が自然に降りかかることで、作品は温かみのある豊かな色彩を帯び、電気窯やガス窯では決して生み出すことのできない境地に至ります。 一般的な電気窯やガス窯と比べ、薪窯焼成は窯の積み込みから着火、燃焼、そして窯止め、冷却に至るまで、およそ8〜10日間もの時間を要します。 さらに、薪窯は窯内の圧力が高く、気候の湿度、木材の乾燥度合い、薪をくべる速さ、窯の配置といった様々な要因が作品の成否を左右し、破損率も高くなりがちです。 経験豊富な薪窯作家は、窯詰めの際に窯全体の空気の流れを考慮し、異なる大きさの作品の配置、炎の通り道の予測、薪や炭の投入方法、燃焼の火加減に至るまで、すべてを心に描き計画を立てます。すべての工程において集中力を注ぎ込むことで、初めて完璧な薪窯作品が生まれるのです。 https://live.staticflickr.com/65535/49458495751_f35b0c0622_b.jpg **注意事項** 1. 作品はすべて手作りのため、質感や色合いは個々に異なり、またご覧のモニター環境によっても差が生じます。 2. 作品の表面に見られる凹凸、微細な気泡、釉薬の濃淡、貫入（ひび割れのような質感）は、手作り作品の正常な特性であり、欠陥ではございません。 3. 全ての作品には明芽窯の印鑑、または作者（蔡榮宗先生、鍾絢暉先生）の手彫りの落款が施されています。 4. 初めてご使用になる際は、スポンジと中性洗剤、水でよく洗ってください。直接火にかけることや、急激な温度変化は避けてください。電子レンジ、オーブン、電気調理器でのご使用は可能です。 5. 作品は全て実物を撮影しております。ご不明な点がございましたら、お気軽にお問い合わせください。早急にご返信させていただきます。 https://live.staticflickr.com/920/43544253002_a7cb0975d3_b.jpg