芳醇な果実香 - 紅烏龍

南投県奥万大が育んだ、琥珀色に輝く魅惑的なお茶。烏龍茶の揉捻技術と紅茶の発酵方法を融合させ、烏龍茶シリーズの中で最も発酵度が高い逸品です。烏龍茶特有の華やかな香りと紅茶のまろやかなコクが幾重にも重なり合い、豊潤な果実味が高貴な調べを奏でます。この特別な味わいは、あなたの共鳴を待っています。 【亀時間流　ホットでの淹れ方】 1. 茶器を温める：陶器の茶壺（または他の茶器）に熱湯を注ぎ、30秒ほど温めたら湯を捨てます。 2. 乾いた香りを愉しむ：適量の茶葉を茶壺に入れます（茶壺の底が隠れる程度が目安。一人分は約7gですが、お好みで調整してください）。茶器に鼻を近づけ、立ち上る熱い蒸気と共に広がる茶葉の香りをじっくりと味わい、癒しの時間をお楽しみください。 3. 潤いを与える（温潤泡）： この烏龍茶は半球状の茶葉です。95〜100℃の熱湯を茶壺に静かに注ぎ、4〜5秒後に湯を捨てます。この工程により半球状の茶葉がほぐれ、その後の茶葉の広がりが促され、茶湯の抽出がスムーズになります。 4. 味わいを淹れる（品飲沖泡）：熱湯を注ぎ、蓋をして約1分半蒸らします。その後、公杯に注いでください。公杯で2〜3回分の茶湯をブレンドし、それぞれの良さを合わせてお楽しみいただくのがおすすめです。 5. 二煎目以降の抽出時間：二煎目からは、約1分半から2分間を目安に抽出してください。 *温潤泡を含め、合計約6回お楽しみいただけます。 陶器の茶壺は熱がゆっくりと冷めるため保温性が高く、茶葉が十分に広がる空間も確保できるのでおすすめです。 【オフィスでの簡単ティータイム】 1. 茶こしの底に茶葉を平らになるように広げます。 2. マグカップに茶こしをセットします。 3. 給湯室へ移動し、同僚と世間話をしながら、90〜95℃の熱湯を約350cc慎重に注ぎます。 4. 3〜4分ほど蒸らし、茶葉が少し開き、茶湯が赤みを帯びてきたら茶こしを取り出し、お召し上がりいただけます。 二煎目以降は、各回1分ずつ蒸らし時間を長くし、2〜3回お楽しみいただけます。 【お茶を使ったスイーツ】 手作りスイーツがお好きな方には、この高発酵烏龍茶は特におすすめです！ 茶葉を粉状に挽き、5〜6g（お好みに応じて調整可能）の茶粉をパン生地、シフォンケーキの生地、クッキー生地、またはプリン液に混ぜてみてください。ぜひ、ご自身の手で試してみてください。