【Typography Postcard】飛繁 Flying Script｜台湾固有四季花鳥文字 山林美人ポストカードセット（4枚組）

台湾は豊かな動植物生態系だけでなく、繁体字漢字という独自の文化も受け継いでいます。美好時光創作チームは、文字が文化継承と存続の重要な媒体であると信じています。伝統的な花鳥字画に隠された文字からインスピレーションを得て、文字と絵画を巧妙に融合させ、台湾固有の動植物を創作要素として取り入れました。『史記・太史公自序』の「夫春生夏長、秋収冬藏、此天道之大経也」（春に生じ夏に長じ、秋に収め冬に蔵す、これ天道の太経なり）を原点とし、季節の移ろいと生物本来の特性に合わせて、選ばれた台湾固有種の形を拡張・発展させ、「春生」「夏繁」「秋幻」「冬寂」といった台湾の原生的な力を象徴する花鳥文字を創り上げました。 鳥類は、2007年に台湾民間永続生態協会と国際バードライフ協会が開催した国鳥選抜で、それぞれ固有の代表性を持つ4種を厳選しました。「霧の王者」と称されるミカドキジ、台湾の大家族の特性を持つタイワンアオカケス、優雅で華麗なサンケイ、繊細で鮮やかなヤマガラです。これらの代表的な原生鳥類の優美な姿を描写し、それを図案化することで、まるで多才な美女たちが一堂に会するような、それぞれが独特で鮮やかな台湾の精神を表現しつつ、調和のとれた美しさを醸し出しています。また、その生息地に見られる植物と共に、台湾の四季折々の美しい景色を表現しています。まるでこの島の美しさとユニークさを守る使者のように、大自然に感動的な感嘆符を無数に添えています。生物と自然環境の調和的な相互作用を基本概念とし、台湾のため、島を守る美しい「台湾山林美人」を創作しました。 **- 春生 -** 「生」：一年の始まり、万物が芽吹くという概念です。漢の司馬遷の『史記・太史公自序』には「夫春生夏長、秋収冬藏、此天道之大経也」とあります。春の暖かな日差しの下、屏東のクレマチスの前で偶然出会ったサンケイが、期待に満ちた生命の恋歌を奏でます。 **- 夏繁 -** 「繁」：生物が繁殖し、生命が続く賑やかさと喜び。唐の白居易の『池上早夏』には「水積春塘晩、陰交夏木繁。舟船如野渡、籬落似江村。静拂琴床席、香開酒庫門。慵閑無一事、時弄小嬌孫」と詠まれています。家族で群れをなし、巣を守る特性を持つタイワンアオカケスの一家が、夏に咲き誇るタイワンユリの間を舞い、生命力豊かな繁栄を表現しています。 **- 秋幻 -** 「幻」：季節の移り変わりと変化は、美しくも予測不能。唐の白居易の『木芙蓉』には「晩函秋霧誰相似、如玉佳人帯酒容」、宋の黄従龍の『題夢筆山』には「芙蓉幻出畫難成」とあります。小さく可愛らしく、素早く動き回るタイワンヤマガラが、台湾のヤマフヨウが咲き誇る花々の間で、時に語らい、時に歌い、季節の移り変わりを歌い継いでいます。 **- 冬寂 -** 「寂」：大地が静寂に包まれ、再び目覚めるために待ち、潜み、眠りにつきます。南朝梁の江淹の『燈賦』には「冬膏既凝、 冬箭未度、悁連冬心、寂歴冬暮」とあります。「霧の王者」と称されるミカドキジが、タイワンアセビのつぼみの間をゆったりと歩き、王者の静かで泰然自若とした、完璧な境地を表現しています。これは生命サイクルの終わりではなく、次の季節の華やかな胎動を育む、静かなる潜伏なのです。 この豊かな祝福を世界中に届け、台湾から出発して、台湾の美しいイメージをより多くの人々と分かち合いたいと願っています。 Flying Scriptは、台湾固有の絶滅危惧種に焦点を当てたタイポグラフィプロジェクトです。環境保護の重要性を強調するため、このプロジェクトは台湾特有の花や鳥の自然要素と四季、そして伝統的な書道を融合させています。その結果、台湾の豊かな歴史と文化を反映したオリジナルの視点が生まれました。 受賞歴： 2012年 Adobe Design Achievement Awards 2012 Adobe卓越設計大賽 セミファイナリスト入選 材質：レニヨン紙 サイズ：一般的なポストカードサイズ。 1枚通常価格45元、4枚セット特別価格150元。 原産地/製造方法 台湾