フランス ベル・エポック期・特注 純銀製 獣足アイスキューブトング(Pince à glace)|オリジナルボックス付き
19世紀末から20世紀初頭のフランス(約1880-1905年)の高級宴会用銀器から。全体がフランス一級ミネルヴァ950純銀で製作されており、当時の上流社会のシャンパンや冷たい飲み物の文化における、洗練されたサービス器具の一つです。
トング本体には、ベル・エポック期に高く評価されたギヨシェ彫り(Engine Turning)が地紋として施され、表面のテクスチャーは繊細に流れ、光の下で柔らかく、かつ奥行きのある反射効果を生み出します。中央の楕円形カルトゥーシュは、月桂樹のリースと新古典様式の縁飾りで囲まれ、両面に交差する花文字のプライベートモノグラム「P・S」が刻まれています(通常は片面のみ)。これは、特定の家族や個人のために特注された銀器であり、既製品ではないことを示しています。
クリップ部分は、珍しい両側四つ爪の「獣爪式」デザインで、滑りやすい氷をしっかりと掴むために作られ、実用性と彫刻的な美しさを兼ね備えています。先端の立体的な葡萄の葉のモチーフは、酒の神や宴会文化を想起させ、ベル・エポック期の宴会用銀器を象徴する典型的な意匠です。
オリジナルの緑色の革製ボックスは完全に保存されており、ボックス内には
Heuzelin – Bijoutier – Châteauneuf-Loire,
と記されています。これはロワール川流域の高級宝飾品および銀器商です。アイスキューブトングは本来、実用的な銀器であり、今日まで保存され、かつ銘入りのオリジナルボックスが付属しているものは非常に稀で、コレクションとしての完成度が非常に高い逸品です。
この種のアイスキューブトングは、シャンパンクーラーや冷たい飲み物のサービスでよく見られ、フランス上流階級の食卓文化において不可欠でありながら、非常にこだわりが感じられる器物です。特注のモノグラム、一級ミネルヴァ刻印、オリジナルボックスという3つの条件をすべて満たすものは、同種の銀器の中でも特に貴重です。
アンティーク銀器のコレクション、フレンチスタイルの酒器のディスプレイ、空間の設え、または高質感のある撮影小物として適しています。もちろん、実際に使用して、控えめながらも優雅なフランスの宴会美学を演出することも可能です。
📏 サイズ
• 長さ:約 15.5 cm
• 重さ:約 67 g
• トング本体にフランス ミネルヴァ950純銀の刻印あり
• オリジナルボックス付属(完全な状態)
通常使用可能で、全体的に良好な状態を保っていますが、19世紀末の古い品物のため、表面には歴史的な使用痕が残っている場合があります。ご理解いただける方のみご購入ください。
商品説明
商品情報
- 素材
- スターリングシルバー
- 制作方法
- ハンドメイド
- 製造地
- フランス
- 在庫
- 残り1点
- 人気度
-
- チェックされた回数 92回
- 0 人がお気に入り登録
- 販売種別
- ヴィンテージ品と骨董品
- おすすめポイント
- 愛らしくも力強い純銀製のアイスキューブトング。そのクリップ部分は、ライオンの前足を模してデザインされており、一見すると子猫の小さな足のようにも見えます。台湾ではこれを「獣足」と呼んでいます。この非常に珍しいアイスキューブトングは、純銀製で、フランスのミネルヴァ950の純銀刻印があり、厚みのある純銀が使用されています。
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