著者 :唐啟灃
出版社 :亮光文化
サイズ :150mm x 210mm
ページ数 :248ページ
ISBN :978-988-8716-98-2
【内容紹介】
この一年、あなたは何度「さようなら」を口にしましたか?
出会いと別れが交錯する時代、私たちは別れの寂しさに感傷を覚えずにはいられません。
巡り合わせは世の常、それでも別れを告げる時、瞳に涙が溢れるのは自然なこと。
時間、人物、場所。それらが織りなす、最も避けたい物語。
「さようなら」を告げる時間に、どれほど時が経っても早すぎると感じるものです。予期せぬ夜明け、何気ない夕暮れ、そして約束が果たされぬままの瞬間のように。
「さようなら」を告げる相手に、心が通じ合えば自然と胸が締め付けられます。愛憎を分かち合った家族、多くの秘密を共有した親友、そして次の瞬間には「元恋人」となる愛しい人のように。
「さようなら」を告げる場所に、どれほど気が進まなくても立ち会わなければなりません。冷たい病院、青春の思い出が詰まった学び舎、静寂のカフェ、そして人のまばらな出国ロビーのように。
私たちは「さようなら」を言うことを恐れます。しかし、本当は「さようなら」を言えないことの方がもっと恐ろしいのです。
「さようなら」を言える「さようなら」は、実は幸せな「さようなら」なのかもしれません。
親友との絶交、恋人との別れ、家族との死別、親友の移住……。
ネオンライトの下で語られる出会いと別れは、激動の時代における別れの涙と、告別の瞬間に去りがたい思いを記録しています。
この本は、去っていった、そして残されたすべての香港人に捧げます。
今あなたがどこにいようとも、この地で共に笑い、泣いた日々を決して忘れないでください。
【著者紹介】
唐啟灃
男性/
三十代/
香港人/
シャツと革靴を愛する/
良心に従って生きる/
自分に忠実/
山羊座/
言葉を紡ぐ者/
私/
文章創作の道で、
深い文学的素養があるわけでもなく、
世に知られた代表作があるわけでもありません。
ただ、純粋に「好き」という気持ちがあるだけです。
しかし、この華やかな世の中で心から愛せることを見つけられるのは、それ自体が純粋な幸福なのです。
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