著者:林夕
出版社:亮光文化
サイズ:140mm x 210mm
ページ数:368ページ
ISBN:978-988-8820-21-4
【内容紹介】
『他人の歌+私の詞』は、旧版『他人の歌』に新たな章「私の詞」を加えたものです。「私の詞」は、林夕が2014年に「非関音楽」コラムで発表した、自身の中国語歌詞を振り返る文章から成り立っています。林夕は、この章について「メロディーを超越し、歌詞で表現しきれなかった部分に、拡張、補完、連想、注釈、そして傍注を加える。自分の詞に傍注を付けるというこの行為は、おそらく空前絶後だろう」と述べています。
一方、旧版の『他人の歌』は、林夕がデビューした頃に書いた流行歌のことではありません。この歌のタイトルで文章のテーマを包括しており、若かりし頃に書かれた歌詞に関する様々な出来事を指します。長い年月が経ち、語られ、書かれたものは、まるで「他人の歌」のようです。
「今日の私が昔の私と再会すると、まるで別人になったかのようだ。『他人の歌』というのは、実に言い得て妙だ。」
30年以上歌詞を書き続けてきた作詞家は、今もなお精力的に執筆を続けています。長年、彼は作詞に忙しく、歌詞について書くことはほとんどありませんでした。
彼が本書の序文で書いているように、「張愛玲はかつて言った。『恋愛に忙しいと、恋愛する暇がない。作詞に忙しいと、歌詞について語る時間も気持ちもない』と。小説家が小説の書き方を語ることが少ないように、あまりに理性的な頭脳では、自然に生まれる生命を育むことはできない。あまりに多くの書き方や構成の秘訣を考えすぎると、作品は機械的になり、魂を失ってしまうだろう。少なくとも、傲慢で孤高、そして魅力的なイメージを保つためには、あまり語らない方が良い。」
しかし、今日、遥か昔に書かれた歌詞や歌、音楽界に関する文章を読み返すと、時間がすべてを不思議なものに変えています。
「これらの文化財は少し特別で、流行歌の裏話や歌詞創作の雑談ばかりだ。業界に入って数年後には、曲作りのことなどほとんど書かなくなった。だからこそ、貴重な価値がある。」
さらに貴重なことに、本書には林夕が当時原稿用紙に書いた歌詞の直筆原稿も掲載されています。
これが林夕が書いた歌詞のすべてだとは言い切れませんが、この本に編纂された作品は、それでもなお価値あるものです。
【著者紹介】
林夕
香港大学文学部卒業、翻訳を専攻。香港大学中国語学科助手、快報編集者、アジアテレビ番組部創作主任/番組部副経理、音楽工場創作総監/総経理、商業電台広告創作及制作部主管/商業電台創作顧問/商業電台顧問を歴任。現在、専業作家。
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