古木の樹皮のようなひび割れが刻まれた岩鉱のカップ。その質感は険しく荒々しく、内側には青、白、緑の志野釉が施されており、まるで深い森の奥でふと差し込む木漏れ日や露のような、静謐で生き生きとした表情を見せてくれます。一つひとつが唯一無二の作品ですので、心を落ち着けてお茶を楽しむひとときや、静かに思索にふける時間に寄り添います。「古樹の心」と共に歳月を重ね、茶の香の中で大地がささやく声に耳を傾けてみてください。
外側に用いた岩鉱釉は、焼き上げると表面に岩石のようなはっきりとしたひび割れが現れ、樹皮や岩礁、古木のような自然の質感が浮かび上がります。
内側の釉薬には日本・美濃発祥の長石を主原料とした白釉、志野釉を使用しました。余先生が特別に調合した志野釉を施すことで、温かみがあり層の重なりが豊かな仕上がりになっています。
内壁の志野釉は、お茶を淹れる際に直接茶湯と触れることで、水質を和らげ、茶湯の口当たりを滑らかにする「軟水感」をもたらし、茶の香りを引き立て、甘みとコクを高めます。
余華宇アートスタジオの作品は、細部にこだわり、生活の質を大切にするあなたへ。毎日のティータイムが、単なる動作ではなく、贅沢な楽しみと味わいの連続となりますように。
ご購入時の注意点
1. 余華宇アートスタジオの作品は、すべて余華宇先生の手作りです。一つひとつ表情が異なる点こそ、手作り陶芸の魅力です。
2. すべて一点物であり、同じものは二つとありません。お目当ての作品がすでに売約済みの場合、似たスタイルの作品があるかどうか、お気軽にメッセージでお問い合わせください。
3. 焼成の過程で釉薬は自然に流れ、温度変化により表面に微細な貫入(ひび割れ)が生じることがあります。これらは窯変作品特有の持ち味です。作品についてご不明な点がございましたら、お気軽にお問い合わせください。
4. 作品はスタジオで実物を撮影しており、本来の色味を再現するよう努めておりますが、実際の商品の色合いを優先させていただきます。色味の差異による返品は承りかねますので、あらかじめご了承ください。
作家 | 余華宇先生
1980 年生まれ。中学生の頃に手回しろくろに触れ、その魅力に深く引き込まれる。兵役を終えた後、単身で鶯歌へと渡り、呉国栄氏、呉堅材氏の両名に師事。陶芸制作に 20 年以上携わる。曜変志野、岩鉱、紫泥雲煙シリーズを開発し、宋代の青磁焼成技術を再現することに成功。
創作理念
余先生は窯変を創作の核心とし、すべての作品は陶芸家と使い手が時空を超えて共同で作り上げるものだと考えています。刻まれた一つひとつのひび割れや重なり合う色合いは、使い手の日常と共にさらに深まり、真に「用の美」を備えた器へと育っていきます。お茶を飲む時間が単なる習慣ではなく、楽しみと味わいの連続となることを願っています。
受賞歴
2012 年 | 第 4 回台湾金壺賞陶芸デザインコンペティション受賞
2015 年 | 古都春日沐アーティスト茶器展 作品工芸優秀作家選出
2016 年 | 第 6 回台湾国際金壺賞陶芸デザインコンペティション受賞
2018 年 | 第 7 回台湾国際金壺賞陶芸デザインコンペティション 茶芸推薦賞、審査員推薦賞
2019 年 | 国際金壺賞 余華宇クリエイティブ茶器潮州講堂展出
2020 年 | 第 8 回台湾国際金壺賞陶芸デザインコンペティション 茶芸推薦賞
2024 年 | 第 9 回台湾国際金壺賞陶芸デザインコンペティション受賞
商品説明
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