以前、こぎん刺しの教室に通っていた時、先生から最初に出された課題は巾着袋を作ることでした。
超初心者が作った袋は、使えることは使えましたが、もちろんたくさんの小さな問題点がありました。
今では、自分のQC(品質チェック)を無事にクリアできる袋が作れるようになりました。
やはり練習すれば上達するものですね ̮̈♡
今回は、大切にしまっていた日本製のかわいい猫柄の生地を使って袋を作りました。
さらに、こぎん刺しの伝統模様「猫のまなぐ(猫の目)」を加えました。
やはり最高の組み合わせですね!
袋は底のあるデザインで、より多くの小物を収納できます。
*生地に限りがあるため、各巾着袋は数量限定での販売となります*
**サイズ|** 約縦16.7 x 横13.7 x マチ4 cm
**素材|** 日本製プリントコットン生地、日本製こぎん刺し生地、綿麻生地、フランス製刺繍糸、綿紐
**[ こぎん刺し巾着袋について ]**
刺繍作品は鋭利なものとの接触を避けてください。
お手入れの際は、裏返して手洗いするか、洗濯ネットに入れて洗濯機で洗うことをお勧めします。
**[ こぎん刺しの物語 ]**
こぎん刺しは、日本の青森県津軽地方に伝わる刺繍技法です。江戸時代後期、「農家倹約分限令」という階級法令により、一般の人々は木綿の使用を禁じられていました。しかし、麻布で作られた衣服では、日本の東北地方の長年にわたる雪深く湿度の高い寒冷な気候に耐えることができませんでした。そこで農民たちは、麻布の隙間に糸を通すことで保温性を高め、生地の強度を向上させ、そこから「こぎん刺し」が生まれました。
刺繍をする際は、生地の経糸の数(簡単に言えば升目を数えること)を数えながら、一行ずつ平刺しを行います。もし一升でも間違えて刺してしまうと、全て解いてやり直すしかありません。そのため、こぎん刺しの一針一針には、視力と忍耐力が試され、繊細で根気のいる工芸品なのです。
五四三の製品はすべて手作りで、それぞれがユニークな一点物です •ᴗ•
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