小対聯(この小対聯はサイズが小さいのでご注意くださいね!でなければ、どうして「小対聯」と呼ぶでしょうか?)
「天佑我島、自由富饒。」
書道文字は翟雲升の『重修東海神廟碑』の墨拓本から採られています。
そこで、この碑文の内容について簡単に紹介させていただきます。
『重修東海神廟碑』とは、清代に建立された石碑で、
橋を架けたり道を舗装したり、廟を修理したり牌坊を建てたりする際に作られる、一般的な公式記録のようなものです。
書道が非常に上手な掖県出身の進士、翟雲升(山東省の人)によって書かれました。
文章の冒頭では(もちろん漢文で)、「ああ、我々の海神廟は老朽化し、柱や梁も朽ちている、ぜひとも修復が必要だ」と述べ、続いて、この海神廟がかつて経験した有名な神託の奇跡について報告し、その重要性を示しています(だからこそ、私たちはこんなに重要な廟の修繕補助金を申請しているのです)。
重要な奇跡とは、この廟が「𠸄夷」(つまり英吉利、イギリスの旧称)の侵攻を阻止したというものです。当時、イギリスの蛮夷が侵略しようと(波を越えて内海に入ろうと)しましたが、「その時、突然風波が起こり、杉板船は風に流されて沈没した」。突然、風が荒れ狂い、大波が打ち寄せ、「大小の夷船は、いずれも岸に近づくことができず、外洋に 5 日間留まった」。蛮夷たちはなかなか侵入できず、海上に取り残されました。
陸上からその様子を見ていた野次馬たちは、皆、海神廟の加護を目の当たりにし、感嘆の声を上げました。「岸上の観衆は壁のようで、皆、海神の霊を祝った。」
結局、イギリスの夷人は恐れをなして逃げ去り、大海は再び穏やかで波のない状態に戻りました。世界は再び豊かになり、貿易も順調になりました。「𠸄夷は遠くへ逃げ去り、広大な海は穏やかになり、魚や塩の豊かな恵みは依然としてあり、商人たちの往来も滞りなくなった。」
ご覧の通り、こんなにも霊験あらたかな海神廟を修繕しないわけにはいきません。そこで、中央に資金の撥付を申請したのです。
「道光癸卯四年(1843 年)4 月に着工し、11 月に竣工」し、海神廟は修繕されました。
これが碑文全体の概略です。
最初に読んだとき、「㠀」という文字に深く惹かれました。
「㠀」の中に小さな山の形があって、すごく可愛らしいんです。印刷しないわけにはいきません。この文字を印刷したくてたまらなかったんです🥹
でも、お正月の縁起の良い言葉に、「㠀」という字は出てきませんよね🤔
どんな字を集めようか?平安島?吉祥島?美麗島?
何度も何度も熟考し、他の場所で「護佑(守り助ける)」や「饒富(豊かである)」といった言葉を見つけ、
最終的に突然ひらめきました。そして得られた言葉がこれです。
「天佑我㠀、自由富饒。」
一味違う春聯を作りたかったので、
思い切って印刷しました。
皆さんにこの春聯を気に入っていただけると嬉しいです。
書道:清代 翟雲升
数量:2 枚
サイズ:1 枚 8 × 21 cm
用紙:台湾製エコレッドカード紙
坪量:240 g/m2 厚手
印刷:活版ホットフォイルスタンピング
色:マットローズゴールド
裏面:白紙
美好一日工作室 謹製
Printed in Taiwan
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