【山骸紀】銘静時代-半マルク銀貨ネックレス

【山骸紀】銘静時代-半マルク銀貨ネックレス •コインシリーズ• 各国で古くから使われていた硬貨を素材に、分解、鍛造、ねじりなどの工程を経て、新たなジュエリーへと生まれ変わらせています。硬貨に刻まれた図像は、文化や歴史、技術といったメッセージを内包しています。一枚の小さな硬貨から一つの国を知るように、日常的に身につけるジュエリーを通して、さらに多くの文化と出会うことができるでしょう。 •デザインコンセプト• 硬貨は、単なる取引の媒体に留まらず、民族や文化の記憶を宿す器でもあります。 ネックレスの中央に嵌め込まれたこの銀貨は、第一次世界大戦の硝煙渦巻く中で誕生し、ある時代の興亡と激動を静かに見つめてきました。 私たちは金属の骨格を思わせる構造でそれを包み込み、もはや単なる貨幣ではなく、記憶と時間を宿す容器へと昇華させました。それは、衰亡の後に訪れる再生、そして歴史が人生にゆっくりと沈殿していく重みを、無言のうちに語りかけてきます。 . この銀貨は、1915年にドイツ帝国が発行した半マルク（1/2 Mark）銀貨で、第一次世界大戦中に誕生しました。 表面には翼を広げた帝国の鷲の紋章が描かれ、ドイツの皇権と統一精神を象徴しています。鷲の胸には小さな盾が配され、頭上には王冠が輝き、全体的に厳粛な風格を漂わせています。周囲は、不屈の精神と力を象徴するオークの枝で囲まれています。裏面には上部に「DEUTSCHES REICH」（ドイツ帝国）の文字が堂々と掲げられ、中央には額面「1/2 MARK」が記され、豊かなオークの葉の花輪に包まれています。底部には鋳造年「1915年」が刻まれています。 この銀貨は90%純銀製で、重さ約2.5グラム、直径約20ミリメートル。当時、主に日常の少額取引に用いられていました。戦争中に発行されたため、戦後のドイツの貨幣制度が劇的に変動し、この種の戦前銀貨は近代ヨーロッパ史の貴重な証人となっています。 •基本情報• サイズ:35x31x8mm (バチカン含まず) 素材:925シルバー + 1915年ドイツ帝国半マルク(1/2 Mark)銀貨 •内容物• -ペンダント/ネックレス(オプション) -シルバーポリッシュクロス -厚手ジュエリー用透明ジップバッグ •ジュエリーのお手入れ• -長期間着用しない場合は、密閉袋に入れて保管することで酸化の進行を遅らせることができます。 -他の金属や硬い物との接触はできるだけ避け、傷を防いでください。 -金属が酸化して変色した場合は、シルバーポリッシュクロスでお手入れしてください。 •カスタムサイズ• 山骸紀の製品はすべて手作業で製作されており、一つとして同じものはありません。 その他のカスタマイズのご要望がございましたら、メッセージにてお気軽にお問い合わせください。例：ネックレス、ブレスレット、ブローチへの変更など。 •発送時期• ジュエリーはすべて手作業で丁寧に製作しておりますため、制作に時間を要します。ご注文から制作・発送まで約7～14日間いただいておりますので、どうぞ気長にお待ちください。 ご注文商品が品切れとなった場合、当店はご注文をキャンセルし、全額返金する権利を有します。その際は別途お客様にご連絡いたします。