十三溝空レンガリング

ジェンダーレスに重ね付けを楽しめる「十三溝シリーズ」は、台湾の歴史と文化が息づく「赤レンガ」と「十三溝面レンガ」からインスピレーションを得ました。日本の繊細な感性と西洋のクラフトマンシップを融合させ、職人が一本一本丁寧に溝を刻み、凹凸と艶やかな光沢面のコントラストを際立たせています。重ね付けすることで、自分だけの個性的なスタイルを表現できます。 「赤レンガ」と「十三溝面レンガ」は、多様な文化を受け入れ、融合してきた台湾の象徴です。異なる文化が組み合わさることで、台湾ならではの個性と、特定のスタイルにとらわれない自由な表現が生まれています。 赤レンガ｜ 台湾ではごくありふれた建築素材である赤レンガの家や壁。オランダ人が台湾にもたらした技術が今日まで受け継がれていますが、台湾の人々はその素材を独自の感性で昇華させ、オランダとは異なる独特の風景を築き上げてきました。 十三溝面レンガ｜ 日本人が台湾に伝えた最初の面レンガで、その独特のテクスチャーから、建物を保護しつつ、空襲の際に発見されにくいという目的で使われました。現在でも台湾大学の古い建築物に見ることができます。 十三溝面レンガの多条の溝が織りなす表面と、赤レンガの弧を描く特徴からインスピレーションを受け、このシリーズの核となる「L‘HÈRITAGE Brique Ring｜十三溝単レンガリング」が誕生しました。レンガを並べるように組み合わせることで、「十三溝単レンガ」「十三溝空レンガ」「重ねレンガ」のバリエーションが生まれ、重ね付けによって異なるレイヤーと個性を表現できます。