手描きの植物画 · アンズタケ · デジタルダウンロード(実物の発送はありません)
アンズタケを描いたのは、その「偽のひだ」のためです。あれは本当のひだではなく、柄に沿って流れ落ちる浅く枝分かれした稜で、厚い布の折り目のよう。この特徴こそ、本物のアンズタケと、見かけだけ似た種とを見分ける鍵です。だからいちばん正確に描きたいと思いました。その稜を捉えて浅い浮き彫りのように見せる斜めの光のなかで、近くから描きました。きのこの素性のすべてが、そこに宿っているからです。栽培できず、ただ見つけるしかないきのこ。木の根と静かに共生し、根から糖を受け取り、ミネラルを返しながら、夏の終わりから秋にかけて林の地面に黄金色を覗かせます。人が「杏(あんず)」という言葉で言い表そうとする、ほのかな香りがあります。一度かげば、きのこ狩りの人が自分の場所を固く守る理由がわかります。その森の金色をキッチンの壁に、と思いました——食卓のいちばんよいものは、自ら出かけて探すものだという、ささやかな覚え書きのように。卵黄のような黄金が傘から柄までひと続きに通り、その間に鋭い境はありません。一体に注がれたものに継ぎ目がないように。苔のあいだから持ち上げるそのままに、丸ごと切らずに描きました。
サンプルノート
- アンズタケ(*Cantharellus cibarius*);中国語では雞油菌
- 卵黄色で漏斗形の傘。縁は波打ち、内側へ巻く
- **偽のひだ:柄に沿って下る浅く枝分かれした稜で、本当のひだではない。毒のある類似種と見分ける鍵**
- ほのかな果実の香り。しばしば杏に例えられる
- **栽培できない——木の根と共生し、野生で採取するのみ。だからこそ季節限定で珍重される**
- 古くからヨーロッパの台所で珍重され、フランス料理のジロールにあたる
- 夏の終わりから秋、雨のあとに現れる
- **ヨーロッパだけでなく東アジアの高級料理でも称えられる野生の食材——その希少さが価値の一部**
壁に飾るにも、贈り物にも
ご自宅では、キッチン、ダイニングの一角、食材を置く棚のそばなど、料理を大切にする場所に似合います。コテージコアのキッチンにも、森系の色調の部屋にも合い、温かな無垢材のフレームは金色を引き立て、黒フレームは標本図のような趣を与えます。コンロの上、ハーブの棚、小さな食卓の上に掛ければ、部屋に静かな森の気配が加わります。ポルチーニとナラタケの絵と並べて、廊下やサイドボードの上に三枚のきのこの壁をつくるのもおすすめです。料理人、きのこ狩りを好む方、料理人気質の方、秋の最初の涼しい朝に心が躍る方への心のこもった贈り物に——新居祝い、誕生日、人をもてなす方へのお礼にも。
商品説明
商品情報
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- No.7,598 - デジタルコンテンツ | No.1,508 - 似顔絵・イラスト・挿絵
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- おすすめポイント
- 近くでよく観察して手描きした黄金色のアンズタケの植物画。600 DPIの高解像度デジタルダウンロード(PNG・PDF、US・Aサイズ)。キッチンに似合う、温かな森の一枚。イタリアのスタジオより。
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