◎最高の台湾語入門書
『台文通訊』は、まぎれもない台湾文学の宝庫です。全編が台湾語で書かれており、漢字とローマ字を組み合わせた表記は、ローマ字学習の初心者にとって格段に入りやすい工夫が凝らされています。さらに、台湾語を用いて台湾各民族の運命を論じ、台湾の魂の物語を記録し、創作しています。私たちは、30周年という記念すべき節目に、『台文通訊 — 30周年記念特別号』を刊行します。これにより、より多くの台湾人、さらには海外の方々にも、私たちの台湾語の文字と記憶、そして台湾人の歴史を知っていただけることを願っています。『台文通訊 — 30周年記念特別号』は、すべての台湾人が読むべき入門書です。
◎『台文通訊』運動史の紹介
この記念特別号では、特に『台文通訊』の発展に関わった主要な人物をお招きし、その経緯を記録、紹介しています。創設者の鄭良光氏、そして初期の北米時代にトロントの台湾語編集チームの一員であった蘇正玄氏にご登場いただきます。加えて、台湾語の専門知識を持つ有志の方々にも、異なる視点からこの刊行物の意義と特色について論評していただきました。
◎初期の記事、作家選集
編集チームは昨年から、再収録する記事と内容について議論を重ねてきました。これまでに本誌や初期の記事に触れたことのない方々にも、この刊行物の特色と主要な点を容易に理解していただけることを願っています。代表的な作家のコラムを厳選してまとめ、また記事の性質に応じて分類し、紹介しています。これは、台湾語文運動、台湾語文学、そして『台文通訊』を理解するための、最適な入門書となるでしょう!
◎参加者による30年間の回顧
背景の紹介や初期記事の選集に加え、私たちはこれまでこの刊行物に関わってきた有志の方々をお招きし、30年間の回顧を語っていただきました。歴代の総編集長、世界各地の連絡事務所責任者、作家、読者など、それぞれのこの刊行物に対する記憶と想いを共有していただきます。
◎刊行物、作家の原稿公開
『台文通訊 — 30周年記念特別号』の中では、文字記録だけでなく、初期の『台文通訊』にまつわる貴重な資料の一部を写真で公開しています。『台文通訊』専用の便箋、『台文通訊』の原稿、重要な台湾語作家の手稿など、これらすべてが初めて公開される資料です。ぜひ皆様と共に、私たち自身の台湾語文学史、台湾語運動史を証言してください!
◎青平台基金会董事長 鄭麗君氏推薦
私は自分の子供たちに台湾語を話すのが大好きです。皆様にも、一緒に『台文通訊』を応援していただき、より多くの台湾の子供たちが自信を持って自分たちの母語を話し、自分たちの言葉を書けるようになることを願っています。
◎閃靈主唱、立法委員 Freddy氏推薦
『台文通訊』はこの地で芽吹き、育ち、現存する中で最も長く発行され続けている台湾語刊行物となりました。
ぜひ多くの方に読んでいただき、熱烈なご支援をお願いします!
◎董事長樂團 ジードン氏推薦
台湾語を話すことは私に自信を与えてくれます。台湾語で歌うことは私に魂を与えてくれます。『台文通訊』30年、皆様も引き続き30年応援してください!
◎滅火器樂團 楊大正氏推薦
『台文通訊』は近代台湾語文運動において、最も重要な台湾語刊行物です。
近代台湾語の執筆形式を普及させることを通じて、台湾言語の民族主体意識を確立します!
◎国家太空センター主任 吳宗信氏推薦
『台文通訊』はもう30年ですか!本当に並大抵のことではありません。この過程で苦労し、粘り強く貢献してくださったすべての有志に感謝します。
◎元立法委員 陳柏惟氏推薦
『台文通訊』がさらに成長し、大きく育ち、台湾語の文化の灯を未来永劫に繋いでいくことを願っています。皆様、力を合わせ、共に台湾語文化を万代に広めていきましょう。
◎作家紹介:今年は『台文通訊』の30周年記念です。「台文鶏絲麺」「台文博覧会」の発起人である呉家銘氏と、『台文通訊』創設者の鄭良光氏が共同で『台文通訊 — 30周年記念特別号』プロジェクトを発起しました。そして、2名の総編集長と3名の主編が共同で発起、議論、実行にあたりました。総編集長と主編は2つの世代にまたがり、北米と台湾にそれぞれ在住しており、世代継承の意義を帯びています。今回参加したボランティアチームは総勢50名を超え、その大半が若者であり、新世代の台湾語文草の根運動の実践と継承を表しています。




